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【韓中ビジョンフォーラム】堂々とした姿勢で国益管理しながら韓中関係回復しなくては(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
▽朱宰佑(チュ・ジェウ)慶熙大学中国語学科教授=次期政権はそれなりの国政哲学と思想がなければならない。それでこそビジョンと目標が見え原則を立てられる。また原則があってこそ戦略と政策を用意できるのにまだよく見えないようで残念。韓国が中国を動かすには韓米同盟だけでは不足する。それで隣国との外交をしっかりしなければならない。すべての国はライバルであるためだ。日本が中国を動かすためにロシアを動員するという点を注視しなければならない。

▽金在チョル(キム・ジェチョル)カトリック大学国際学部教授=韓国の新政権にふたつ注文したい。ひとつは中国が韓国の要求を受け入れない時にどのように対応するのかを考えなければならないという点だ。もうひとつは対中政策の大きなビジョンを描いておき、その方向に進む時にその戦略が持っている問題点に対して十分に検討する開かれた姿勢を備えるべきという点だ。ここで専門家との疎通は必須だ。そうでなければ中国と同じ教祖的な政策が出てくる。

◇新大統領、半導体直接指揮しなくては


▽李夏慶(イ・ハギョン)中央日報主筆=米政府が最近韓国政府と企業に「チップ4同盟」を提案したという。世界の半導体サプライチェーンで韓国、日本、台湾と組んで中国を排除しようとする意図とみられる。問題はサムスン電子とSKハイニックスの中国事業の割合が高まっている点だ。米国は半導体の基本技術を保有しており、中国は巨大消費市場で、韓国としてはジレンマに陥ることになる。これを克服するには韓国政府と企業の緊密な協力が重要だ。尹錫悦政権が半導体を大統領のアジェンダとして直接指揮する必要がある。

▽チ・マンス韓国金融研究院国際金融研究室長=半導体関連で韓国が悩むべき部分は中国の半導体自給自足の危険性だ。また、韓国の対中貿易依存度が23%程度でとても高いと心配する声もある。この数値は2013年以降ほとんど変わっていない。これより重要なことは中国市場で韓国がシェアを失っている点だ。特に韓国のシェアを奪っている国が韓国よりさらに中国と複雑に関係している台湾と日本という点は示唆するところ大きい。

▽鄭永禄(チョン・ヨンロク)ソウル大学国際大学院教授=政府ができる領域と民間ができる領域は厳格に区分されている。公式外交チャンネルがぎくしゃくする時ほど公共外交を利用する必要がある。こうした側面で韓中留学生の人的資産をうまく活用する必要がある。日中はぎくしゃくした外交関係にもかかわらず経済関係は比較的なめらかだ。民間交流を持続して拡大する努力があったためだ。

◇国内の反中・嫌中感情の管理が必要

▽イ・ウクヨン西江大学中国文化学科教授=韓国の意識が変わる必要がある。状況は厳しいがこれを簡単に解決しようとしたり容易な選択をすれば事態はさらに絡まる。厳しい状況を耐えながら中国に対する韓国の内部を育てなければならない。現在韓国の対中関係では感情と意志がとても大きく作用する。政権の利益次元で国内の反中感情に便乗せず国益次元で嫌中感情を管理する必要がある。

▽イム・デグン韓国外国語大学グローバル文化コンテンツ学科教授=韓国の対中論理が3段階に変わった。最初の段階では「中国は金」、第2段階では「中国は兄弟」、いまは「中国は敵」と話す。しかし韓中文化コンテンツ交流は着実に増加する傾向だ。文化交流を政治に利用されないよう国単位ではなく地方単位に転換する必要がある。

▽洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)韓半島平和作り理事長=次期政権はまず大きなビジョンを正確に読む必要がある。現在の国際秩序で最も重要なことは米中覇権競争で、その競争のカギは核心技術に対する中国の追撃を遮断しようとする米国の意志だ。技術が重要なのは軍事覇権とつながるためだ。こうした認識に基づき最も重要な関係である韓米同盟にウエイトを置かなければならない。しかし米国にだけ体重を載せることもできない。隣国外交はどこの国でもとても重要だ。中国が韓国の最も嫌いな国になったということは不幸なことだ。堂々とした姿勢で国益を管理しながら中国との関係を回復させていくことが次期政権の当面の課題だ。


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