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<南大門火災>消防・文化財庁「崇礼門、鎮火失敗とは考えていない」

10日夜、ソウル中区南大門路にある崇礼門(スンレムン)で発生した火災について、ソウル消防本部と文化財庁は11日午前、火災現場でブリーフィングを開き「初期鎮圧に最善を尽くしたので鎮火上、失敗だと考えていない」と明らかにした。

チョン・ジョンギソウル消防本部長は「今回の火災は初期に鎮火できていればよかったが、崇礼門上層部の瓦の中に土があり、鎮火が難しかった」とし「初期に火災鎮圧できなかったのが何より残念」と話した。

チョン本部長は続いて「瓦の解体作業が遅れた上、冬で水が凍結していた」とし「また瓦に傾斜があり、初期鎮圧が困難だった」と付け加えた。


文化財庁と消防防災庁間で衝突事項があったという疑惑には文化財庁のキム・サング建築課長は「そんなことはなかった。協議はしたが、装備がない上、人も不足し、素早く対応ができなかった」と説明した。

またキム課長は初期鎮圧装置が設置されていなかった理由を聞かれたことに対し、文化財棄損の問題が発生するためだと明らかにした。

「文化財内部にスプリンクラーのような消防施設を設置すれば文化財が壊れる可能性がある。崇礼門がソウル市内の中央にあり、1分以内で消防署出動が可能だから設置をしなかった」と話した。



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