中国サッカーがカタールアジアカップのグループリーグ第２戦でも勝利できず、組３位となる危機を迎えた。

中国代表は１７日（日本時間）、カタール・ドーハのアルトゥマーマ・スタジアムで行われたグループリーグＡ組第２戦でレバノン代表と０－０で引き分けた。中国は国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキング７９位、レバノンは１０７位だ。

Ａ組で戦力が最も低いタジキスタンとの第１戦で０－０で引き分けた中国は第２戦も無得点に終わり、２試合連続の引き分けとなった。中国のエース武磊は何度かシュートを放ったが、得点はならなかった。かつてスペインのエスパニョールで活躍した武磊は中国を代表する選手だ。現在は上海海港に所属している。


Ａ組は開催国のカタールが勝ち点６で１位、中国が２位（勝ち点２）、タジキスタンが３位（勝ち点１、得失－１）、レバノン４位（勝ち点１・得失－３）。中国はグループリーグ最終戦でカタールと、レバノンはタジキスタンと対戦するため、中国は２位争いで不利な状況だ。今大会は６組の１・２位チームと、３位チームのうち成績上位の４チームが１６強に進出する。

一方、この日の試合の主審は韓国のコ・ヒョンジン審判だった。コ審判はあまりカードを出さない方だ。両チームに激しいプレーが見られたが、中国の選手にイエローカード１枚だけを出した。

１５日の韓国－バーレーン戦で主審を務めた中国人のマリン審判は計７枚のイエローカードを出し、うち５枚が韓国側だった。