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米空母、台湾近隣で訓練…中国も「戦争対応訓練を再開」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が14日、台湾の東側のフィリピン海で戦闘態勢維持訓練を始めたと、米第7艦隊がホームページで明らかにした。

「ロナルド・レーガン」が配属された米海軍第7艦隊第5空母打撃群は、ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問した直後の4-10日に中国人民解放軍が台湾封鎖訓練をする間は日本南部の海域に留まり、最近、台湾近隣に移動した。中国シンクタンクの南海戦略態勢感知計画(SCSPI)もこの日、「米空母が8月12日前後にまた南下し、現在、沖縄南側の海上にある」とし、第5空母打撃群の航海軌跡を追跡して公開した。

第7艦隊のホームページはこの日、台湾近隣に進入した「ロナルド・レーガン」のフレッド・ゴールドハマー艦長が「我々は『力による平和』というモットーを胸に刻んでいる」として抑止力を強調したと公開した。第5空母打撃群のマイケル・ドネリー司令官は「敵対的で強圧的な国家の活動が増えてもインド太平洋で米海軍の駐留態勢は変わらない」と強調した。


米空母打撃群の台湾接近は、12日に行われた米国家安全保障会議(NSC)のカート・キャンベル・インド太平洋調整官の会見ですでに予告された。キャンベル調整官は当時、「米国は国際法上の航行の自由という長い間の約束と一致するあらゆるところで作戦を継続する」とし「これには航空機と船舶の数週以内の台湾海峡通過を含む」と述べた。

「ロナルド・レーガン」が台湾に接近した14日、米上下院議員代表団5人が台湾を訪問した。ペロシ下院議長が台湾訪問を終えてから11日ぶりだ。

すると中国軍東部戦区の施毅報道官は15日、「東部戦区は台湾周辺の海・空域で合同で戦争に対応した警戒・巡回査察と実戦演習を進行する」とし、軍事訓練の再開を発表した。中国国防省の呉謙報道官はこの日の談話で「台湾問題はいかなる外部の干渉も容認しない」と述べた。

中国人民大学国際関係学院の王義ウェイ教授は10日、雑誌『祖国』への寄稿で「中国は台湾を包囲し、衰退する米国の残りの力を消耗させるべきだ」とし、持久戦戦術を提案した。

胡錫進・元環球時報編集長も14日、ツイッターで「米国議員が台湾訪問を日常化しているが、人民解放軍の戦闘機と軍艦も台湾封鎖訓練、台湾解放を日常化した」とし「どちらが目的を実現するか見てみよう」と持久戦を支持した。



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