グループBIGBANGの元メンバーV.I
26日、最高裁第1部(主審ノ・テアク最高裁判事)は常習賭博や売春処罰法違反(売春・売春斡旋・カメラなど利用撮影)、特定経済犯罪加重処罰法上横領などの容疑で起訴されたイ氏の上告審で懲役1年6カ月を言い渡した原審を確定した。イ氏に適用された容疑は計9件で、すべての容疑に有罪判断が下された。
イ氏は2015年12月から翌年1月までクラブや金融投資業などの投資誘致のために台湾・日本・香港などの投資家を相手に数回にわたって売春を斡旋し、自身も買春した疑いが持たれていた。
また、ソウル江南(カンナム)の居酒屋「モンキミュージアム」のブランド使用料などの名目でクラブ「バーニング・サン」の資金5億2800万ウォン(約5300万円)余りを横領し、職員の弁護士費の名目でユリホールディングスの資金約2000万ウォンを横領した疑いもある。
このほか▼2013~2017年米国ラスベガスのホテルカジノなどで賭博をして約22億ウォンの資金を使った疑い▼賭博資金として100万ドル相当のチップレンタルの申告を全くしなかった疑い▼2015年12月末ソウル江南区のある居酒屋で知人と酒を飲んでいる間に他のお客さんと争いが起こるとこれをユ・インソク元代表に知らせて組織暴力を動員して脅威を加えた疑い--などももたれていた。
一方、この日、最高裁の確定判決により、イ氏は戦時勤労役に編入されて民間刑務所に移監される予定だ。兵役法施行令は1年6カ月以上の懲役、または禁錮の実刑を言い渡された人を戦時勤労役に編入すると定めているためだ。イ氏は2023年2月まで収監生活を余儀なくされる。
イ氏は本来1審宣告以降である昨年9月兵長満期で除隊する予定だったが、兵役法にしたがって除隊保留処分を受けたため、その後にも軍人身分で上級審裁判を受けてきた。
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