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韓国を非友好国に指定した露「債務はルーブルで」…「返済しないということ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ルーブル。[Pixabay]

ロシア政府が韓国を含んで米国、欧州連合(EU)、英国、日本などを「非友好的な国家・地域」リストに入れ、この国々に債務があるロシア企業や市民、地方自治体などはロシア通貨ルーブルで債務を履行してもかまわないという政府令を公表した。最近、ウクライナ侵攻を受け、ロシアへの制裁に参加した国に対する制裁の意味だ。



7日(現地時間)、ロシアのタス通信、RIAノーボスチ通信などによると、ロシアは大統領令「特定外国債権者に対する義務履行のための臨時手続き」により非友好国リストを発表した。ロシア政府はこのリストに該当する国家に対しては、ドルが足りないロシア企業が外貨表示債権の代金をルーブル貨で支払うようにした。5日、ウラジミール・プーチン露大統領がこのような内容の大統領令に署名したことに続き、この日公表された。


該当リストにはウクライナ、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、台湾なども含まれた。タス通信は台湾に対して「中国領土と見なされるが、1949年以降自主的行政府によって統治されている」と説明した。

ロシア政府は「リストに含まれた国家の市民、企業やロシア企業の『すべての取り引き』はロシア政府(外国人投資統制のための委員会)の承認を得る必要がある」と明らかにした。リストに含まれた国家の企業、国民とのすべての取り引きと投資は政府の承認を得る必要があるという意味だ。

延世(ヨンセ)大学経済学科のソン・テユン教授は「該当国に対する制裁の意味合いがあるが、事実上デフォルト(債務不履行)に近づいたという意味」として「価値が暴落したルーブルで既存の債務を履行することを求めるのは事実上債務不履行を意味する」と説明した。

これに先立って、米国投資銀行JPモルガン・チェースは6日、報告書を通じてロシアのデフォルトが差し迫り、16日デフォルトを宣言する可能性が大きいと警告した。ドルが不足するロシアが16日、7億ドル(約806億円)相当の国債償還日にデフォルトを宣言する可能性が大きいという見通しだ。

ロシアのウクライナ侵攻前である2月中旬、1ルーブルに16ウォン(約1.5円)だったルーブルは7日現在8.85ウォンに半分程度暴落した。



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