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【コラム】帝国の条件

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

【コラム】帝国の条件

ドラマ『イカゲーム』やキムチ、長津湖(チャンジンホ)などに対する中国の態度を見ると、中国はまだ帝国の資格を備えることができていないようだ。いま中国で映画『長津湖』が大ヒットしているということはさておき、駐北朝鮮中国大使一行が23日に咸鏡道(ハムギョンド)にある長津湖の戦いを偲ぶ碑の現場を訪れて「抗米援朝精神」を叫び「中華民族の偉大な復興」を添加したことは理解し難い。中国のような大国が民族主義を掲げたこと自体がナンセンスだ。

帝国の条件には2つある。まず帝国に釣り合う広大な領土と人口という物的基盤が基本だ。次に、大国を維持するための内的統合力が必須だ。当然、多くの民族と人種、宗教と文化から最大公約数を探ろうとする統合的認識と葛藤解決システムを備えていなければならない。ところが後者の内的統合力もなく民族・人種の優越性を掲げて帝国を夢見ることがどれくらい恐ろしい結果を招くかを示す事例がドイツと日本だ。

アーリア人の血に優越性を求め、人種主義・全体主義を追求した第3帝国ナチスは人類が公認した悪の帝国として破滅した。日本は覚醒したエリートとこれに順応する民衆のコラボを通じて最高の費用対比効果で近代国家の仲間入りを果たしたが、彼らの認識の中には日本語と最も似ていた韓国語の存在さえ認められなかった。「アジア唯一の目覚めた国・日本」という極端優越主義は再びあってはならない原爆2発と東京の火の海を経た後、灰に終わった。ドイツと日本は帝国を夢見て拡張された種族国家を作ろうとした。


今では過去のように戦争と武力で他国を強制的に従属させる帝国主義時代は終わり、帝国主義は再び登場してはいけない禁忌語となった。だが、中では大国を維持して外側には国際社会を先導する「アルファネーション」を21世紀の帝国として定義するなら、中国はひとまず物的基盤という条件を満たしている。領土と人口、すなわち生産力で中国は強大だ。シミュレーションPCゲームをしたことがある青少年はよく知っている。戦略と戦術をいくら駆使しても物量を超えることはできない。

ところが物量だけではアルファ国の地位を維持することはできない。内政も重要だ。昔も今も多様な民族・人種・分派・地域を一つにまとめて統一された体制を維持するのが帝国の最優先課題だ。

「大国アルファ国=帝国」として定義するなら、帝国に最も近いのは米国だ。米国のスローガンはアメリカンドリームだ。ここでは誰でも出身や貴賎に関係なく夢を叶えることができるという。誰でも夢を叶えることができるので、違いといえば個人の違いくらいだ。シリア人の移民者の父親から生まれた人も米国ではIT帝国を築くことができるというのがアメリカンドリームだ。アップル帝国を作ったスティーブ・ジョブズの実父の名前はアブドゥルファター・ジャンダーリだ。「夢が叶う国」が米国を一つにまとめるしくみの一つだ。

ところが米国に次ぐもう一つの帝国になりえる中国はチャイニズムで武装して太陽になろうとしている。「中国の夢」「中華民族」としながら漢族中心主義の世界観で帝国を夢見ている。だが、民族で帝国を支えることはできない。

振り返ってみると、今の「天上天下唯一の中国」の出発点を作ったのは中華優越主義ではなくコスモポリタニズムだった。プロレタリア・コスモポリタニズムだ。歴代中国統一王朝の最大悩みは内乱と内紛だった。統一中国を脅かす外部の敵はそれほど多くなかった反面、内部の反乱と謀逆は定められた運命のように続いた。大国中国の根本的な矛盾は、民族・地域・人種間の葛藤と支配層・被支配層の分裂であり、これを短期間に消したのが共産主義だ。縦横に分かれた中国内の葛藤を人民独裁というやすりで削り、表面の凹凸をなくしてしまった。封建中国を解体した政治的・社会的道具は三綱五倫でも東道西器でもなく、マルクス・レーニン主義だった。中国歴史で孔子、孟子はいてもマルクスはいなかった。

中国の外側に中国発展の枠組みを求めた中国は今や中華に回帰しつつある。反封建と国家統合に使っていた共産主義という外套が、大きくなりすぎた体型に合わなくなったので、過去に戻って中華民族主義に解決方法を求めようとしている。韓国戦争(朝鮮戦争)を米国に対抗する抗米援朝戦争と規定してきた中国が、今では抗米援朝に「中華復興」を新しく加えている現実がこれをよく表している。

帝国を追求する国が多様性と普遍妥当性を無視して種族国家のように動けば、内政が揺れて外側も乱れる。いま私たちは、外皮は帝国、内皮は漢族国家の登場を目の当たりにしている。

チェ・ビョンゴン/国際外交安保ディレクター



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