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複雑な中国「タリバン、中国攻撃認めないと約束した」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国外交部の華春瑩報道官が16日の定例会見でアフガニスタン問題に対する中国の立場を明らかにしている。シン・ギョンジン記者

20年ぶりにアフガニスタンに復帰したタリバンを見る中国当局の本心は複雑だ。米国が防いでいたイスラム原理主義勢力が中国の火薬庫である新疆に飛び火しないか懸念するためだ。中国は先月2日に米国のバグラム空軍基地撤退から予防外交に出たが急変する事態展開に当惑した姿だ。

中国外交部の華春瑩報道官は16日、「アフガニスタン情勢はすでに重大な変化が発生した」とし2週間ぶりの定例会見を始めた。華報道官は「中国はアフガニスタン国民の願いと選択を尊重する」としながらも「中国はアフガニスタンの国家主権と各政党の願いを十分に尊重する基礎の上にタリバンなどとの連絡と疎通を維持し、アフガン問題の政治的解決に向けた建設的役割を発揮したい」として原則的立場を明らかにした。タリバン政権を承認するかとの質問にも即答を避けた。「建設的役割発揮」という立場だけ繰り返した。

代わりに要求事項は明確に伝えた。華報道官は「きのう(15日)タリバンは戦争がすでに終結しており、交渉で開放的で包容的なイスラム政権を樹立し、責任を負う行動でアフガン国民と外国外交使節の安全を確保すると明らかにした点を中国は注意する。中国は(タリバンが)発表を実行できることを期待する」として圧迫した。

東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)と新疆ウイグル独立勢力の連係を念頭に置いた発言も忘れなかった。華報道官は「タリバン側は何回も中国との良好な関係を希望し、中国がアフガン再建と発展に参加することを期待し、決していかなる勢力もアフガン領土を利用して中国に危害を加えることを認めないと明らかにした。中国はこれを歓迎する」と強調した。7月28日にタリバンのアブドゥル・ガニ・バラダル師が中国の招きにより天津で王毅外相と会談し、ETIMとの関係を断つと約束したことを再確認した発言だ。

中国の対アフガン外交は先月初めの米軍のバグラム撤退から足早に続いた。7月12日から16日まで王外相はアフガニスタンと隣接したトルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタンを歴訪した。14日にはタジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた上海協力機構(SCO)・アフガニスタン連絡グループ外相会談を行い、アフガン対策をまとめた。中国の対策の核心はロシアとの鉄壁軍事共助だ。今月9~13日に寧夏の青銅峡合同戦術訓練基地で開かれた中ロ合同軍事演習が中心だ。新型コロナウイルス防疫も無視して両国の兵力1万人とステルス戦闘機「殲20」など最先端兵器も誇示した。タリバンは中ロ軍事演習が終わってから2日後にアフガン全域の掌握に成功した。

国粋主義性向の環球時報とネットユーザーはアフガン陥落を契機に米国を非難した。環球時報はこの日社説で「強大な米国が20年という時間をかけたが、アフガニスタンのタリバンを倒すことはできなかった。米国は確かに『張り子の虎』のようだ」と非難した。ネットユーザーはSNSに「きのうはサイゴン、きょうはカブール、あすは台北」としながら台湾の蔡英文民進党政権を攻撃した。

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