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<Mr.ミリタリー>米国のアフガン撤収に見る韓国の安保(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
#状況1=2010年12月20日午後1時30分。ソウル三角地(サムガクチ)国防部内にある合同参謀本部のバンカーでは沈黙が流れた。海兵隊が延坪島(ヨンピョンド)西南側の海域で射撃訓練を始めるところだった。射撃する海域は西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)南側だが、北朝鮮が注視しているところだった。北朝鮮は3日前に韓国側に送った通知文で「延坪島砲射撃を強行する場合、共和国(北朝鮮)領海を守るために2次、3次の予想できない自衛的打撃を加えることになるだろう」と脅迫した。この日の海兵隊の射撃訓練は、1カ月前に起きた11月23日の北朝鮮の延坪島砲撃挑発への対応レベルだった。当時、北朝鮮軍の砲撃で海兵隊将兵2人と民間人2人が死亡し、延坪島市内は燃えた。

こうした雰囲気の中で20日の海兵隊射撃訓練は苦心の末に計画された。当時、李明博(イ・ミョンバク)大統領と金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官の負担も少なくなかった。海兵隊が射撃訓練をすれば北朝鮮軍がまた挑発してくる可能性が高いからだ。それで射撃訓練計画には北朝鮮がまた挑発する場合は自衛的レベルで対応する内容までも含めた。北朝鮮が挑発して韓国側の被害が大きくなったり事態が拡大する場合、大統領や国防部長官ともに政治的な命運をかける状況だった。もちろん国防部には必ず勝つという計算があった。

◆「敵が挑発すれば計画通りに」


射撃訓練があった20日午前、金長官は「創軍以降このように対応するのは初めて」とし「敵(北朝鮮)が挑発すれば計画通りにすべき」と指示した。当時、国防部と合同参謀本部は陸軍第1・3軍と海・空軍および海兵隊など前方のすべての部隊に戦闘の準備を命令した。北朝鮮が挑発すればK-9自走砲など野砲はもちろん、必要な場合は空軍の戦闘機まで動員する方針だった。金長官は「現状況はいずれ通過するターニングポイント」とし「そうしてこそ北朝鮮の挑発を断ち切ることができる」と述べた。

20日午後2時30分、射撃訓練が始まった。海兵隊はK-9自走砲から始め、戦車や海岸砲などで射撃訓練をした。金長官をはじめとする合同参謀本部議長と軍首脳部は言葉もなく北朝鮮の反応を待った。ところが北朝鮮軍は静かだった。意外だった。合同参謀本部のバンカーは緊張の中で沈黙が続いた。海兵隊の射撃は再開された。今度は口径105ミリの野砲などを撃った。あれほど脅迫していた北朝鮮は海兵隊が射撃を終了した後も沈黙を続けた。韓国軍の決然たる意志に北朝鮮軍の気勢が折れたのだ。この射撃で韓国軍には自信が生じた。

#状況2=1981年6月7日、イスラエルの戦闘機がシナイ半島のタバ国際空港内の空軍基地から出撃した。「オペラ作戦(Operation Opera)」が始まった。攻撃対象がイラクであるため「バビロン作戦」とも呼ばれる。攻撃チームはF-16A戦闘機8機とF-15A戦闘機6機で構成された。F-16Aは爆撃が、F-15Aは空中援護が任務だった。戦闘機はサウジアラビアを経てイラクに進入した。イラク上空ではレーダーに探知されない高度30メートルを維持して飛行した。1600キロを飛行し、任務を遂行して復帰する長距離作戦だった。爆撃目標はイラクの首都バグダットの南側17キロにあるオシラク原子炉であった。イスラエル戦闘機はMK-84爆弾16発をオシラク原子炉に投下し、原子炉は破壊された。

イスラエルが極めて危険なバビロン作戦を果敢に遂行した理由はイラクの核開発を遮断するためだった。イラクが核兵器を持てばイスラエルには深刻な危機が訪れる。当時イラクはフランスからプルトニウム生産用原子炉を導入して建設中だった。原子炉は同年6月末には稼働する状況だった。原子炉は稼働してしまえば破壊できない。放射能汚染で国際的な非難を受ける。結局、イスラエルはリスクを負ってイラクが原子炉を稼働する直前に破壊したのだ。この作戦でイラクの核兵器開発は挫折した。

◆自ら守る意志が最も重要

#状況3=先月末、米国はアフガニスタンから撤収した。その場面は46年前にベトナムのサイゴンが北ベトナムのベトコンによって陥落した場面と似ていた。信頼の構築と検証がない平和協定の危険性を再確認させた。米国のアフガニスタン撤収をめぐり多くの論争があった。「無責任な行動」「国益のためには同盟も捨てる」などとバイデン米政権は批判を受けた。実際、トランプ前大統領が昨年決定した事案だが、非難はバイデン大統領に向かった。しかしバイデン大統領は撤収を強行した。

米国のアフガニスタン撤収はいくつかの教訓を残した。1つ目、国家が重大な危機に直面すれば果敢な戦略的決定をするという点だ。北朝鮮の延坪島砲撃挑発以降、北朝鮮軍との交戦を覚悟した韓国海兵隊の射撃訓練やイスラエルのオシラク原子炉空襲も同じだ。キューバのミサイル危機当時、第3世界大戦を覚悟したケネディ元米大統領の意志もそうだった。米国は先に迫る中国との戦略的競争に集中するためアフガニスタンから撤収した。2つ目、米国は自ら守る意志がないアフガニスタンに対して希望を捨てたのだ。

ところで文在寅(ムン・ジェイン)政権はこうした戦略的決定を出すことができるのだろうか。北朝鮮が非難したりミサイルを発射したりしても沈黙する。韓国政府は脱北住民を北朝鮮に送還する違法行為もした。海洋水産部の公務員が北朝鮮軍に射殺されても、まともに抗議さえしなかった。北朝鮮が核兵器を追加で生産するために寧辺(ヨンビョン)原子炉と再処理施設を再稼働しながら南北通信線を復元すると、韓国政府は歓迎した。政府の関心は北朝鮮の核兵器より通信線の復元にあった。

さらに北朝鮮の寧辺原子炉稼働について「南北合意違反でない」という崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第2次官の発言は見苦しい。北朝鮮の原子炉稼働は韓半島(朝鮮半島)を脅かし、国連決議違反だ。このような人が大韓民国の外交部次官とは言葉を失う。童話に出てくるように洞窟に映った影で世の中を判断する人たちのようだ。

韓国戦争(朝鮮戦争)当時の金城の戦いで中国共産軍の勝利を英雄化した映画の韓国国内上映を政府が許可したのは深刻だ。金城の戦いとは、休戦を目の前にした1953年7月、江原道金化(キムファ)一帯で中国共産軍24万人が投入された戦闘だ。この戦闘で韓国の領土193平方キロメートルが北朝鮮に渡った。戦闘では国軍およそ1万4000人が戦死・負傷・行方不明になった。中国共産軍は2万7000人が戦死し、3万8000人が負傷した。それでも中国は国軍5万人をせん滅したと宣伝した。しかも『1953金城大戦闘』というこの映画は、中国が韓国戦争参戦70周年を迎えて謝罪するどころか、韓半島侵攻を正当化して中国共産軍を英雄視するために制作した。映画輸入会社の等級分類取り下げ申請で結局、国内配給は不可能になったが、我々の社会に消耗的な論争を残すことになった。


<Mr.ミリタリー>米国のアフガン撤収に見る韓国の安保(2)

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