供給に支障をきたしたモデルナワクチンが2日から5日まで順次韓国に搬入される。合計600万回分だ。韓国政府はこの日午後、国内に供給される約102万回分を皮切りに、早ければ5日まで残り498万回分のワクチンが供給完了する予定だと述べた。一部変動の余地があり、現在モデルナ社と詳細の供給日程を協議しているが、秋夕(チュソク、中秋節)前に「1次接種3600万人完了」の目標を達成には支障がないと説明した。
◆供給に問題あったモデルナ、600万回分順次供給予定
2日、中央災難安全対策本部(中対本)は、この日午後4時25分ごろ、モデルナワクチン102万1000回分の大韓航空のの貨物機KE262便で仁川(インチョン)空港に到着した。中対本の孫映莱(ソン・ヨンネ)社会戦略班長は背景説明の記者会見で「供給量が(当初約束した)600万回分を少し上回るかもしれない」とし「今週中に順次届く予定だが、一部物量は、週末を過ぎる可能性がある」と述べた。
今回供給されるモデルナの物量は先月、政府代表団が米国のモデルナ本社を抗議しに訪問した後で約束を取り付けた701万回分だ。先月初め、モデルナは生産の支障などを理由に、韓国に供給しなければならない8月に物量850万回分の半分以下のみ供給すると発表した。これを受け、政府代表団はモデルナ社を訪問して物量交渉を続け、その結果、9月第1週までに701万回分の供給を受けることになった。先月23日に101万回分の供給後、この日、残りの600万回分の供給予定が確認された。
◆秋夕前に1次接種70%完了目標達成が可能
韓国政府は、モデルナ物量の供給に伴い、接種計画に支障が出る可能性があるという懸念も一蹴した。孫班長は「ワクチンの供給に支障が出て、国民の70%以上の1次接種達成が不可能かもしれないという記事が出たが、そのような懸念はない」とし「昨年12月以降、これまで政府が接種計画目標を提示し、達成できなかったことは一度もなかった」と強調した。
当局の発表のように、目標を達成するには大きな問題はないものとみられる。同日0時基準で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン1回接種完了は2945万人だ。3600万人まで、あと約655万人が接種を受けなければならない状況だ。秋夕までの残り2週間、一日に約47万人ずつ接種を完了すれば、達成できる記録だ。過去に一日80万人まで接種した医療インフラを考慮した時、ワクチンの物量さえあれば達成可能な目標だ。当局は、1次接種だけでなく、9月が終われば接種完了者も50%に迫ると予想した。
◆首都圏の患者発生は依然4段階適合
一方、この日の防疫当局によると、首都圏の新型コロナ患者発生状況は、まだ社会的距離確保4段階を上回っていることが分かった。現行の社会的距離確保の変更基準によると、人口10万人当たり週間一日平均感染者4人以上の場合、4段階に上げられ、2人以上の場合3段階、1人以上の場合2段階が適用される。現在、首都圏は4.4人で、4段階の基準を超えている。非首都圏の場合、3人以下になっており、3段階水準に留まっている。
ただし、孫班長は新型コロナの病床の場合、1~2週間前よりは余裕が生じた状況だと説明した。孫班長は「(4桁の感染者が)3~4週間を続いたため、入院する患者も多いが、退院する患者も増えている」とし「増える患者のバランスに合わせながら拡充した病状が余裕分として残っている状況」と述べた。致命率についても「予防接種の効果で患者発生規模に比べて死亡者が減少し、昨年から着実に累積致命率が低下している」とし「来週には0.8%台に下がるものと見られる」と付け加えた。新型コロナの致命率は、現在0.9%だ。
◆秋夕関連の特別防疫対策、3日に発表
この日、当局は来週から適用される社会的距離確保調停案と秋夕連休特別防疫対策を3日に発表する予定だと述べた。孫班長は「前回のソル(旧正月)や秋夕の時と同様に(療養病院・施設の)面会関連の内容を含めて検討中で、生活防疫委員会でも複数の様々な意見が出た」と述べた。また、秋夕の連休中は、私的集まりの人数制限基準を4人から6人に、秋夕連休後は8人まで拡大するなどの方策について「様々な方法が議論されているが、まだ確定していない」と言うに留めた。
◆供給に問題あったモデルナ、600万回分順次供給予定
2日、中央災難安全対策本部(中対本)は、この日午後4時25分ごろ、モデルナワクチン102万1000回分の大韓航空のの貨物機KE262便で仁川(インチョン)空港に到着した。中対本の孫映莱(ソン・ヨンネ)社会戦略班長は背景説明の記者会見で「供給量が(当初約束した)600万回分を少し上回るかもしれない」とし「今週中に順次届く予定だが、一部物量は、週末を過ぎる可能性がある」と述べた。
今回供給されるモデルナの物量は先月、政府代表団が米国のモデルナ本社を抗議しに訪問した後で約束を取り付けた701万回分だ。先月初め、モデルナは生産の支障などを理由に、韓国に供給しなければならない8月に物量850万回分の半分以下のみ供給すると発表した。これを受け、政府代表団はモデルナ社を訪問して物量交渉を続け、その結果、9月第1週までに701万回分の供給を受けることになった。先月23日に101万回分の供給後、この日、残りの600万回分の供給予定が確認された。
◆秋夕前に1次接種70%完了目標達成が可能
韓国政府は、モデルナ物量の供給に伴い、接種計画に支障が出る可能性があるという懸念も一蹴した。孫班長は「ワクチンの供給に支障が出て、国民の70%以上の1次接種達成が不可能かもしれないという記事が出たが、そのような懸念はない」とし「昨年12月以降、これまで政府が接種計画目標を提示し、達成できなかったことは一度もなかった」と強調した。
当局の発表のように、目標を達成するには大きな問題はないものとみられる。同日0時基準で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン1回接種完了は2945万人だ。3600万人まで、あと約655万人が接種を受けなければならない状況だ。秋夕までの残り2週間、一日に約47万人ずつ接種を完了すれば、達成できる記録だ。過去に一日80万人まで接種した医療インフラを考慮した時、ワクチンの物量さえあれば達成可能な目標だ。当局は、1次接種だけでなく、9月が終われば接種完了者も50%に迫ると予想した。
◆首都圏の患者発生は依然4段階適合
一方、この日の防疫当局によると、首都圏の新型コロナ患者発生状況は、まだ社会的距離確保4段階を上回っていることが分かった。現行の社会的距離確保の変更基準によると、人口10万人当たり週間一日平均感染者4人以上の場合、4段階に上げられ、2人以上の場合3段階、1人以上の場合2段階が適用される。現在、首都圏は4.4人で、4段階の基準を超えている。非首都圏の場合、3人以下になっており、3段階水準に留まっている。
ただし、孫班長は新型コロナの病床の場合、1~2週間前よりは余裕が生じた状況だと説明した。孫班長は「(4桁の感染者が)3~4週間を続いたため、入院する患者も多いが、退院する患者も増えている」とし「増える患者のバランスに合わせながら拡充した病状が余裕分として残っている状況」と述べた。致命率についても「予防接種の効果で患者発生規模に比べて死亡者が減少し、昨年から着実に累積致命率が低下している」とし「来週には0.8%台に下がるものと見られる」と付け加えた。新型コロナの致命率は、現在0.9%だ。
◆秋夕関連の特別防疫対策、3日に発表
この日、当局は来週から適用される社会的距離確保調停案と秋夕連休特別防疫対策を3日に発表する予定だと述べた。孫班長は「前回のソル(旧正月)や秋夕の時と同様に(療養病院・施設の)面会関連の内容を含めて検討中で、生活防疫委員会でも複数の様々な意見が出た」と述べた。また、秋夕の連休中は、私的集まりの人数制限基準を4人から6人に、秋夕連休後は8人まで拡大するなどの方策について「様々な方法が議論されているが、まだ確定していない」と言うに留めた。
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