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英空母「クイーン・エリザベス」 新型コロナで釜山入港不発か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

英海軍の空母「クイーン・エリザベス」(CVA-01) [英国海軍]

今月末に予定されていた英国の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」(6万5000トン級)の釜山(プサン)入港が不発となる見通しだ。

韓国国防部によると、国防当局と「クイーン・エリザベス」空母打撃群側は釜山港に直接入港しない状態で訪韓日程を消化する案を協議している。

軍と防疫当局は新型コロナ感染拡大を考慮し、「クイーン・エリザベス」空母打撃群が釜山港に入港しないという結論を出したと伝えられた。ただ、英空母は今月末に東海(トンヘ、日本名・日本海)上で韓国海軍と通信交換、機動訓練などをする予定だ。


英空母が韓国領海に入れば、現在日本南側の海上にある米原子力空母「カールビンソン」(10万トン級)と共に韓半島(朝鮮半島)近隣には2隻の空母が活動する。当初、英空母は今月末に釜山海軍作戦基地港に入港し、最小規模の親善活動および韓国海軍との連合訓練を実施する計画だった。

英国が5月末にインド太平洋地域に向けて出航した「クイーン・エリザベス」空母打撃群は駆逐艦2隻、護衛艦2隻、支援艦2隻、潜水艦1隻の計8隻で構成され、米国とオランダの艦艇も1隻ずつ護衛している。空母には英海軍ステルス戦闘機F-35B(8機)と米海軍F-35B(10機)が搭載されている。20日にはフィリピン海上で米国海兵隊と連合訓練をした。

英空母の約3700人の乗組員は新型コロナワクチン接種を完了したが、突破感染が発生し、感染者が約100人にのぼるという報道もあった。



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