大田のKISTIにあるスーパーコンピュータ5号機「ヌリオン」。2018年12月から運用を開始してから2年間に3000人の研究者が437万件の作業を行った。
ヌリオンは2018年12月から本格的な運用に入ってから約2年が過ぎたこれまでに160以上の機関の3000人以上の研究者が437万件の作業をヌリオンで行った。代表的なものとして、狭窄がある冠状動脈内血流流動分析と予測研究、次世代ナノスケール超高速素子に向けた2次元物質設計研究など405件の課題を選定し、合計92億CPU時間を支援した。
ヌリオンは100個のノードで構成された成人男性の背丈より大きいキャビネット形のラック128個で構成されている。コア数は約57万個で、高性能PC7万1252台を合わせたのと同じ規模だ。この性能は70億人が420年間に計算する量を1時間以内で処理できる。世界17位水準だ。
研究者はスーパーコンピュータ4号機に比べ45倍以上のコアを活用でき、使用時間も25倍以上増え産学研官などスーパーコンピュータ利用者がより便利に研究できる環境を提供している。ヌリオン稼動率も99.5%に達し、運営の側面でも世界有数のスーパーコンピューティングセンターよりも良い結果を見せている。
しかしエクサスケールスーパーコンピュータを開発した日本や米国などには性能面で至らないという。日本は415PF演算速度のスーパーコンピュータ「富岳」を独自に開発し、米オークリッジ国立研究所の「サミット」を抜いて1位になった。米国も1秒に約100京回演算できるエクサスケールスーパーコンピュータを開発、来年に発売する計画だ。ここに中国と日本、欧州連合(EU)などが2022~2023年を目標にエクサスケールスーパーコンピュータ開発に拍車をかけている。
KISTIのファン・スンウク国家スーパーコンピューティング本部長は「間近に迫ったエクサスケールスーパーコンピュータ時代を迎え、スーパーコンピューティング超大国の米国、日本、中国などのエクサスケールコンピューティング開発動向と活用案をしっかりと把握し、緊密な国際協力を通じて韓国も戦略的投資とともに準備が必要な時期だ」と話した。
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