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アデン湾で手を握った韓日…清海部隊、海上自衛隊と合同訓練

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国海軍の駆逐艦「姜邯賛」(DDH-979・前面)と日本の海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」(DD-113)が並んで航海している。[写真 フェイスブックROK Armed Forcesのアカウント]

韓日関係が最悪に達している中、両国の軍隊がせっかく合同訓練を行った。それもお互いに最も仲の悪い韓国海軍と日本の海上自衛隊が主導した。

29日軍当局によると、23~26日アフリカ・ソマリア近隣のアデン湾で韓国・日本・イタリア3カ国の合同訓練が開かれた。韓国では海外派兵部隊である清海(チョンヘ)部隊の駆逐艦「姜邯賛(カン・ガムチャン)」(DDH-979)が、日本は護衛艦「さざなみ」(DD-113)がそれぞれ参加した。清海部隊第30陣は8月13日、釜山(プサン)港から出港した。イタリア海軍の「アントニオ・マルセグリア」(F597)も結集した。

韓日両国は特に共同で海上船舶臨検(VBSS)訓練を行った。兵力が海賊船と疑われる船舶に乗って調査した後、海賊船と確認されれば船舶を差し押さえる手続きを練習する訓練だ。韓国海軍の特殊船団検問検索台と日本海上自衛隊の立入検査隊の隊員が作戦を協議した後、高速短艇に乗って出動した。訓練が終わった後、両国の隊員は記念写真を撮影した。


第151合同任務部隊司令官であるユ・ビョンジュ提督は日本側の指揮官から記念品を受けた。ユ提督は6月からソマリアの海賊を掃討するために構成された多国籍連合海軍部隊である第151合同任務部隊(CTF-151)を指揮している。

軍関係者は「アデン湾で韓日合同訓練は数回行われ、海上船舶の臨検訓練も今回が初めてではない」と強調した。しかし、韓国と日本の対立局面で最も仲の悪い韓国海軍と日本海上自衛隊が今回の合同訓練をきっかけに関係改善の糸口を見つけるか関心が集まっている。

韓国海軍と日本海上自衛隊は昨年から悪縁を続けてきた。済州(チェジュ)国際観艦式に日本海上自衛隊艦艇の旭日旗をめぐる論議が浮上すると、日本側が参加を取り消した。また、昨年末日本海上自衛隊の海上哨戒機が低空飛行して韓国の駆逐艦を脅かした。日本は翌月、自国で開かれる観艦式に韓国を招待しなかった。



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