「8年前のオバマ大統領の時は明け方6時に地下鉄を降りて地上に上がるだけで1時間40分がかかったそうだ」。周囲であまりにも脅かすので前日ワシントンのオフィスで背中を丸めて寝た。20日に就任式が開かれる議事堂前広場に到着したのが午前7時30分。閑散としていた。だまされたのかと思った。さらに驚いたのは会場の「色」。みんな白人だった。再び議事堂前の地下鉄キャピトルサウス駅に行った。就任式会場に向かう1000人の人種区分をしてみたい好奇心が発動したためだ。意外に簡単だった。黒人はたった2人、アジア系は58人、ヒスパニックとみられるのが15人だった。率直に私がさらに注目したのは過度に多い白人でも、過度に少ない黒人・ヒスパニックでもなかった。どうしてアジア系は正確に人口比率の5.6%に合うように就任式にきたのだろうか。答は前日夜にあった。
19日夜、ワシントンのメイフラワーホテルでは「トランプを支持するアジア系」の非公式パーティーがあった。韓国、中国、台湾、インド、フィリピン、日本系など500人ほどが集まった。米国で知られた政治家・財界関係者らが壇上で米国内の自国のパワーを叫んだ。韓国系の人たちはヒラリー支持に偏ったためなのか明らかに少なかった。
【時視各角】韓国の影響力はベトナムに劣るのか(2)
19日夜、ワシントンのメイフラワーホテルでは「トランプを支持するアジア系」の非公式パーティーがあった。韓国、中国、台湾、インド、フィリピン、日本系など500人ほどが集まった。米国で知られた政治家・財界関係者らが壇上で米国内の自国のパワーを叫んだ。韓国系の人たちはヒラリー支持に偏ったためなのか明らかに少なかった。
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