火災が起きた全羅南道長城(チョンラナムド)の「孝実践愛の分かち合い療養病院」別館2階と3階の間の階段に、灰入れの壷が置かれていた。壺の中にはタバコの吸殻もあり、患者は別館の前でタバコを吸っていた。
日本のある高齢者の療養病院に設置されている螺旋形の避難用すべり台。日本の消防法は2階以上11階未満の建物に入居した福祉施設には、義務的に避難用すべり台を設置するようにした。〔写真=(株)サンヨーホームページ〕
放火容疑者のキム氏(81)は、病院2階の多目的室でライターを使って火災を起こしたものと調査された。警察はCCTVを確認してキム氏が毛布と思われる物を持って多目的室に入って手ぶらで出てきた直後に火災が発生したのを確認した。火災現場にはライターの残骸物も発見された。全南警察庁は29日、キム氏の拘束令状を申請した。
この記事を読んで…