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【コラム】情文化の韓国、軍文化の日本(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国に住んでいると質問を多く受ける。年齢はいくつか、結婚はしたのか、韓国料理は食べられるか、が代表的な質問だ。筆者が韓国に来る前に日本に住んでいたと話すと、韓日比較に関する質問も必ず出てくる。私の答はこうだ。「韓国人は楽天的で気楽だが秩序意識が少し弱く、日本人はもっと内省的で親しくなるのは難しいが秩序をよく守る」。

数年間このように答えてきた私だが、連休に以前住んでいた京都を再訪し改めて韓日比較について深く考えた。韓日は変わり続けるので簡単に結論を下すことはできないが、フランスの歴史学者フェルナン・ブローデル(1902~1985)の「長期持続理論」を借りればある程度の輪郭は出てくる。

ブローデルは現代歴史学の古典と評される「物質文明と資本主義」で「長期持続」という概念を紹介した。特定有名人でなく地理的要件のように長時間人間の日常生活の中で持続する要素が社会的、経済的、思想的変化を作り出すという主張だ。これに照らしてみると、韓日はまず地理的要件から違う。大陸の終端である朝鮮半島に比べ日本は島国だ。歴史的に大陸と交流が容易だった韓国は自然に大陸の影響を多く受けた。外勢の侵略も半島という特性上日本より多く受けた。


差異点ばかりあるのではない。似ている点もある。両国とも山が多く農作業をできる土地が狭い方であり、住居が可能な土地も限定的で人口密度が高い。両国とも時差はあったが20世紀に急速な都市化を体験し首都に人口が集中している。





【コラム】情文化の韓国、軍文化の日本(2)

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