数年間このように答えてきた私だが、連休に以前住んでいた京都を再訪し改めて韓日比較について深く考えた。韓日は変わり続けるので簡単に結論を下すことはできないが、フランスの歴史学者フェルナン・ブローデル(1902~1985)の「長期持続理論」を借りればある程度の輪郭は出てくる。
ブローデルは現代歴史学の古典と評される「物質文明と資本主義」で「長期持続」という概念を紹介した。特定有名人でなく地理的要件のように長時間人間の日常生活の中で持続する要素が社会的、経済的、思想的変化を作り出すという主張だ。これに照らしてみると、韓日はまず地理的要件から違う。大陸の終端である朝鮮半島に比べ日本は島国だ。歴史的に大陸と交流が容易だった韓国は自然に大陸の影響を多く受けた。外勢の侵略も半島という特性上日本より多く受けた。
【コラム】情文化の韓国、軍文化の日本(2)
ブローデルは現代歴史学の古典と評される「物質文明と資本主義」で「長期持続」という概念を紹介した。特定有名人でなく地理的要件のように長時間人間の日常生活の中で持続する要素が社会的、経済的、思想的変化を作り出すという主張だ。これに照らしてみると、韓日はまず地理的要件から違う。大陸の終端である朝鮮半島に比べ日本は島国だ。歴史的に大陸と交流が容易だった韓国は自然に大陸の影響を多く受けた。外勢の侵略も半島という特性上日本より多く受けた。
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