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“2年連続プリツカー賞”日本の秘密…「建築の文化的価値を知っていた」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本には世界的な「ブランド」になっている建築家が多い。昨年のプリツカー賞を受賞した伊東豊雄が設計した日本の愛媛県建築博物館。(写真=Hyatt Foundation)

最近、日本の建築家・坂茂氏が“建築のノーベル賞”と呼ばれるプリツカー賞(Pritzker Architecture Prize)を受賞し、日本建築の底力が新たに注目を集めている。1979年以降で日本の建築家がこの賞を受けたのは丹下健三氏(1987年)、槇文彦氏(1993年)、安藤忠雄氏(1995年)、妹島和世・西沢立衛氏(2010)、伊東豊雄氏(2013)に続き今回が6回目だ。

世界の舞台での日本人建築家の活躍はプリツカー賞だけにとどまらない。女性建築家・妹島和世氏は2011年ベニス・ビエンナーレ建築展の総監督をつとめた。若い建築家たちの躍進も目立つ。藤本壮介氏(42)が代表的な例で、彼は昨年、英国ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオンを手掛けて建築界をゆさぶった。これまでザハ・ハディッド、ピーター・ズントー、フランク・ゲーリー、レム・コールハースなどそうそうたる世界的建築家が参加したこのプロジェクトに、40代初めの新鋭建築家が指名を受けたのは破格だった。

このほかにも日本では故・黒川紀章氏や磯崎新氏、山本理顕氏、隈研吾氏など著名な建築家が少なくない。日本人建築家の名前それ自体が「ブランド」となって、世界中のクライアント(建築主)を相手に活躍している。日本が「建築強国」になった秘訣は何だろうか。

“2年連続プリツカー賞”日本の秘密…「建築の文化的価値を知っていた」(2)

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