18号台風「マンニィ」が日本列島を襲った16日、福島第1原発の汚染水が雨水と共に流れて行くかも知れないという憂慮が出てきている。東京電力はこの日、一部の汚染水タンクを囲む高さ30センチのコンクリート堰の内側にたまった水を排水口から海に排出した。放射能濃度の検査後、“雨水”と判断したという。
NHKなど日本メディアは「放射線濃度を測定した結果、ストロンチウムなどベータ線の種類の放射能を放出する放射性物質の濃度が1リットルあたり2~24ベクレルで、海に排出できる基準である30ベクレル未満だった」と伝えた。だが時事通信は、ベータ線を放出する放射性物質の濃度を測定しただけで、ガンマ線を放出するセシウムなどの濃度を測定していなかったと報道した。これについて東京電力は、ベータ線の放出物質の濃度だけでも十分に雨水だと判断できたためセシウムを測定しなかったと明らかにした。
NHKなど日本メディアは「放射線濃度を測定した結果、ストロンチウムなどベータ線の種類の放射能を放出する放射性物質の濃度が1リットルあたり2~24ベクレルで、海に排出できる基準である30ベクレル未満だった」と伝えた。だが時事通信は、ベータ線を放出する放射性物質の濃度を測定しただけで、ガンマ線を放出するセシウムなどの濃度を測定していなかったと報道した。これについて東京電力は、ベータ線の放出物質の濃度だけでも十分に雨水だと判断できたためセシウムを測定しなかったと明らかにした。
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