壇上の日章旗の横に立ち準備した原稿を読み降りて行く安倍晋三首相の声にはいつになく力が入った。それもそのはずでこの日は安倍首相には記念碑的な日だった。サンフランシスコ講和条約発効(1952年)61周年。日本政府が「主権回復」という名前でこの日を記念したのは初めてだ。安倍首相の宿願事業でもあった。
28日に東京の憲政記念館で開かれた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」は祝辞から最後の「万歳」まで安倍首相が終始一貫して主導した。憲法改正に対する国家的コンセンサスを作るための1段階措置だ。安倍首相は昨年8月に作成した自民党政策公約集にこれを含ませ、8カ月ぶりに実践に移したのだ。
28日に東京の憲政記念館で開かれた「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」は祝辞から最後の「万歳」まで安倍首相が終始一貫して主導した。憲法改正に対する国家的コンセンサスを作るための1段階措置だ。安倍首相は昨年8月に作成した自民党政策公約集にこれを含ませ、8カ月ぶりに実践に移したのだ。
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