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“共通点の多い女性指導者”朴次期大統領とスー・チー議員、初会談へ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領(左)とミャンマー民主化の象徴アウン・サン・スー・チー議員。

朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領とミャンマー民主化の象徴アウン・サン・スー・チー議員が29日に会談する。議員は平昌(ピョンチャン)スペシャルオリンピック開幕式に出席するために28日に韓国入りする。到着翌日午前のスケジュールが朴次期大統領との面談だ。スー・チー議員は続けて5・18民主墓地を参拝し、金大中(キム・デジュン)元大統領夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)さんを表敬訪問する。

朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の娘である朴次期大統領とミャンマー(旧ビルマ)独立の父として敬愛されるアウンサン将軍の娘スー・チー議員はさまざまな面で対比される。

18年間執権した軍人出身大統領の娘と独立英雄の娘という点では異なる。だが、人生の逆境や政治スタイルには似ている点も多い。


代表的なアジアの女性指導者である2人は“不幸な家族史”を抱えているという共通点がある。朴次期大統領は22歳の時である1974年に母親の陸英修(ユク・ヨンス)を朝鮮総連系在日同胞の文世光(ムン・セグァン)の凶弾で、27歳の時である79年に父親の朴正熙元大統領を金載圭(キム・ジェギュ)中央情報部長の銃弾で失った。スー・チー議員の父親であるアウンサン将軍は47年に軍事政権により暗殺された。スー・チー議員が2歳の時だった。その後すぐに兄が事故で溺死する事件もあった。2人ともこのような痛みを通じ苦痛に立ち向かう方法を学ぶことになったと明らかにした。

朴次期大統領は朴元大統領死去後、97年にハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補への支援を表明して政界に入門するまで18年を蟄居していた。98年に大邱達城(テグ・タルソン)の補欠選挙で勝利し野党議員として金バッチを付けた。2004年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の弾劾をめぐる逆風を迎えハンナラ党が危機に陥った時には党首を務めた。朴次期大統領は党本部をテントに移し手首に包帯を巻いたまま選挙を陣頭指揮し総選挙で121人を当選させるなど壊滅の危機にさらされたハンナラ党を再建した。その後盧武鉉政権下で行われたすべての再・補欠選挙を勝利に導き、“選挙の女王”という称号も得た。2007年の大統領候補を選ぶ党内選挙戦で李明博(イ・ミョンバク)現大統領に敗れた後5年間待って2012年4月の総選挙を勝利に導き年末に大統領に当選した。



“共通点の多い女性指導者”朴次期大統領とスー・チー議員、初会談へ(2)

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