こうした雰囲気の中で20日の海兵隊射撃訓練は苦心の末に計画された。当時、李明博(イ・ミョンバク)大統領と金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官の負担も少なくなかった。海兵隊が射撃訓練をすれば北朝鮮軍がまた挑発してくる可能性が高いからだ。それで射撃訓練計画には北朝鮮がまた挑発する場合は自衛的レベルで対応する内容までも含めた。北朝鮮が挑発して韓国側の被害が大きくなったり事態が拡大する場合、大統領や国防部長官ともに政治的な命運をかける状況だった。もちろん国防部には必ず勝つという計算があった。
◆「敵が挑発すれば計画通りに」
<Mr.ミリタリー>米国のアフガン撤収に見る韓国の安保(2)
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