SNSで拡散する米国独立250周年記念硬貨のデザイン草案。[X キャプチャー]
民主党所属のジェフ・マークリー上院議員とキャサリン・コルテス・マスト上院議員は9日、現職大統領や存命中の元大統領の米国通貨への登場を防ぐための法案を発議したと米議会専門メディアのザ・ヒルが報道した。
同党のロン・ワイデン上院議員、リチャード・ブルーメンソール上院議員も共同発議したこの法案は、「いかなる米国の通貨にも存命中または現職大統領に似た図案が登場してはならない」と規定した。
こうした法案は米財務省が建国250周年を迎えトランプ大統領の肖像が彫られた1ドル記念硬貨の発行を推進する中で出てきた。
財務省傘下の造幣局が今週にも公式発表する記念硬貨のデザイン草案によると、硬貨の表面にはトランプ大統領の横顔とともに「自由(Liberty)」の文字が書かれ、裏面にはトランプ大統領が昨年7月の大統領選挙遊説中に銃撃を受けた直後に拳を振り上げて「戦おう(Fight)」と叫んだ瞬間がデザインされた。
しかし法案を出した民主党議員は米国史上存命中や在職中の大統領が通貨に登場したことはないという論理を掲げ「トランプコイン」の計画阻止に乗り出した。
マークリー上院議員は「自分自身を記念するトランプ大統領の行動は米国ではなく北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)のような独裁者がやりそうな権威主義的行為。われわれは(トランプ大統領の)血税乱用に強く責任を追及することにより『国民主権』共和国を解体し独裁者の国を建てようとする彼の努力を防がなければならない」と話した。
マスト議員も「君主はコインに自身の顔を入れたが米国はこれまでそうだったように今後も王はいない」としながら今回の法案の早急な通過を促した。
ただ上院の多数党である共和党のジョン・スーン院内総務にはこの法案の採決日程を決める計画がなさそうだとザ・ヒルは伝えた。
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