ドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウスでバラク・オバマ元大統領の肖像画を背景にカメラに写った様子。[写真 ロイター=聯合ニュース]
オバマ元大統領の肖像画は、ホワイトハウスで主催される主要イベントの際に自然と目立つ位置にあり、見学に訪れた観光客の目にも入りやすい場所に掲げられていた。
しかし、トランプ大統領の指示により、この肖像画は大統領私邸の入り口付近、階段の中間に再配置された。この場所は、大統領の家族や警護員、職員のみが立ち入れる区域であり、一般にはほとんど目に触れないという。
CNNは「歴代大統領の肖像画をホワイトハウスの目立つ入り口に飾るのは、現職大統領たちの慣例だった」としたうえで、「今回の配置換えは、自身が公然と敵視する人物への侮辱行為の延長線上にある」と分析している。
なお、ジョー・バイデン前大統領の肖像画はまだ完成していないと伝えられている。
トランプ大統領は、実業家・テレビタレントとして活動していた時代からオバマ元大統領に対して強い敵意を示してきた。最近では、オバマ政権下の関係者が2016年の大統領選挙で反逆行為を行ったと主張している。
米司法省のパム・ボンディ司法長官は、オバマ政権の高官たちが「ロシアが2016年選挙に介入した」とする偽情報を流布した疑いについて、調査を命じた。
またトランプ大統領は、ジョージ・W・ブッシュ元大統領および父親のジョージ・H.W.ブッシュ元大統領の肖像画についても、目立たない階段付近へ移動させるよう指示した。
故ジョージ・H.W.ブッシュ氏は2018年に亡くなる前に自伝でトランプ氏を「ホラ吹き」と非難し、2016年の大統領選ではヒラリー・クリントン氏を支持していた。また、息子のジョージ・W・ブッシュ氏も、トランプ氏を「失敗し、感動を与えられない大統領」と評したことがある。
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