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「韓国製の服に触ればコロナに」…中国メディアが再びあきれた主張

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

オミクロン株が全国に広がる中、11日、大田(テジョン)の保健所選別診療所で市民が迅速抗原検査を受けるために並んでいる。キム・ソンテ記者

中国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が武漢に輸入された米国ロブスターのせいだという主張が出てきた中で、今回は韓国製の輸入衣類と物品をコロナ感染源に関連付ける主張が提起された。

17日、中国の主要ポータルサイト「百度(バイドウ)」で「韓国輸入衣類」を検索すると「疫情(伝染病状況)」「韓国製輸入衣類にコロナがついているのか」などのキーワードが一緒に出てくる。

これに先立ち、今月10日、北京商報など現地メディアは「浙江省の各地域で発生した数人の感染者が韓国から輸入された衣類に接触していたことが確認された」としながら、各地方当局が韓国製衣類など海外物品の輸入自制を勧告していると報じたことがある。


浙江省紹興市当局は7日、公式WeChatを通じて「最近杭州市がコロナ感染者1人が外国からの輸入衣類を通じて感染したことが分かった」としながら「市民は必須ではない輸入品を購入してはならない」と勧告した。

当局は「最近輸入物品を購入したことがあるか、特に韓国から輸入した衣類を購入した人は自発的に選別診療所を訪問して無料核酸(PCR)検査を受けてほしい」と付け加えた。

このような勧告令が下された地域は浙江省紹興市・東陽市や江蘇省リツ水区などだ。

浙江省徳清県は「衣類輸入従事者や最近輸入衣類を購入したことがある住民は管轄地域の管理当局に申告しなければならず、無料で新型コロナ核酸検査を受けなければならない」と明らかにした。

杭州市疾病統制センター主任の趙剛氏は、現地メディアとのインタビューで「海外物品の接触を最小化しなければならず、できるだけ接触しないように」と明らかにした。趙氏は「もし接触した場合、個人保護と消毒作業を徹底してほしい」と勧告した。

中国で新型コロナが海外郵便物や貨物を通じて流入したという主張は相次いで提起されているが、韓国製品を感染源に指定したのは今回が初めてだ。

これと関連し、今月15日、中国メディア「チャイナデイリー」は「武漢で新型コロナが流行した2019年12月以前に米国で発生した『電子たばこ肺炎』が新型コロナの根拠」と主張した。

このメディアは「2019年7月に米国で電子たばこと関連した肺炎が発生し、11月米国のロブスターが武漢に輸入された」とし「その後武漢の華南水産物卸売市場で集団感染が発生した」と説明した。

一方、中国保健当局国家衛生健康委員会によると、14日の新規感染者数は5154人で、前日2125人から2倍以上急増した。

中国に一歩遅れてオミクロン株が流入・拡散し、新型コロナ感染者が再び急増して、当局は主要都市の封鎖措置に入った。



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