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【時論】政治指導者の言葉は国の顔=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
大統領選挙が近づく中、さまざまな言葉が乱舞している。目が回りそうだ。票になるのなら「何でもあり」という状況だ。失言・妄言・暴言があふれ、そして収拾するのに脂汗をかく。経歴と貫ろくを前に出して特定政治陣営を代表するという人物が大統領選に出てきたが、みんな信頼できない。どの候補が私たちの生活の質を一段階高めるのだろうかと思って放送討論でも見ると、やはり失望する。

一方で気になることがある。大統領候補と陣営から出てくる言葉を見ると、敵対的な発言、一方的な発言がほとんどだ。残念ながら聞く人に対する配慮はない。口で銃を撃ち、爆弾を投げる。言葉で相手に傷を負わせようとするため殺伐とした雰囲気だ。

政治だけではない。世界的に注目されているネットフリックスのドラマ『イカゲーム』を見ながら衝撃を受けた理由は、何より言葉の残酷性のためだ。私たちは幼い頃から遊びをしながらも相手が負ければ「お前は死んだ」という言葉を何気なく使ってきた。ドラマの中のスピーカーから聞こえる「ムクゲの花が咲きました(=だるまさんがころんだ)」を聞いた時、私たちが無邪気に遊んだ幼時期を思い出させた。ところがその瞬間、ためらいもなくあまりにも残酷に銃殺する場面が出てくる。私たちが何気なく使ってきた言葉がどれほど残酷だったかを知る瞬間だ。


考えてみると、美しく純粋な幼い頃の遊びはすべて口で殺したりした。純粋な児童がするイカ遊びはもちろん、ユンノリもゴム遊び、お手玉もそうだ。花札でも札がよくない人は「死んだ」という表現を使う。創造的な遊びでも私たちは口で死んで生きた。ところがイカゲームでは脱落がすぐに死となる。口だけで死ぬのではなく、実際に殺される。

口から出る言葉が果たしてどんな意味を持つのかを考えて話さなければならない。『イカゲーム』がさらに残酷に感じられるのは監視者の仮面だ。その仮面には目・鼻・口・耳がない。聞くことも見ることも話すこともない。ただ殺傷を任務として遂行するため、ためらうことが全くなく、ぞっとする。

大統領選挙が進行しながら候補者の数が減るほど相手に向かう言葉はさらに激しくなる。同じようにためらいもなく一方的だ。イカゲームと重なる。「王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ」。ドラマ『相続者たち』のサブタイトルにも使われたシェークスピアの言葉だ。言葉の重さは千金のようだ。王冠の重さとは比較できない。言葉の重さを塵のように軽く考える政治家に虚言・失言・妄言は、1本の糸で吊るされた脳天を狙う「ダモクレスの剣」のように致命的だ。塵の重さにも耐えられなかった糸が切れれば悲劇だ。

対話の開始は傾聴だ。説得も同じだ。相手の言葉を聞くことで対話と説得が始まる。人々は誠意のある声には耳を傾けるが、騒音と轟音には耳をふさぐ。本当に有権者の心をつかもうとするのなら、もう口だけで話すのではなく誠意が込められた胸で話そう。目を合わせて胸で話す時、耳が開かれる。

アリストテレスは修辞学で説得の方式としてロゴス(Logos)・エトス(Ethos)・パトス(Pathos)の3つを挙げた。ロゴスは考えを整理して話す論理的なスピーチだ。エトスは話す人が信頼できるのか、その人の評判に対する項目だ。パトスは共感だ。この3つが説得の基本となる。基本が最も難しい。言葉は考えであり、習慣であり、人格だ。考えて話さなければ習慣のまま話すことになる。国家指導者になるという人々にはなおさら心得る必要がある。国家指導者の言葉は国の顔だ。

チョン・ボヨン東西大兼任教授/元MBCアナウンサー

◇外部執筆者のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。



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