集中豪雨が降った18日、ソウル東部幹線道路の全区間が全面通行止めとなっている。聯合ニュース
京畿道楊州市(ヤンジュシ)では、18日午前5時56分ごろ、広沙洞(クァンサドン)の住宅の擁壁が崩れ、60代の女性が約3メートル下に転落して負傷した。同日午前11時ごろには、抱川のキャンプ場で川に架かる橋が冠水し、キャンプ客95人が孤立したが、迂回路を通じて避難した。18日には水原市(スウォンシ)の西湖川(ソホチョン)で、友人らと水遊びをしていた中学生が約2メートルの深さの水に落ちて死亡し、警察が降雨による水位上昇と事故との関連を調べている。
慶尚北道では今回の豪雨により、8市・郡の住民が安全な場所に事前避難した。慶尚北道内の豪雨特報は19日午前6時にすべて解除されたが、午前11時までに185世帯約200人が帰宅できずにいた。慶尚北道は地域巡回隊員1202人を投入し、12市・郡、876の集落をパトロールしている。
慶尚北道によると、これまでに道路流失2件、河川氾濫2件、土砂が流れ落ちる斜面崩壊3件など、計7件の被害が発生した。昨年の大規模山火事で生活の基盤を失った被災者の被害が大きかった。義城郡は19日午前0時、丹村面亀渓(クゲ)1・2里に避難命令を出した。亀渓里につながる道路の一部が豪雨で流失し、車両の通行ができなくなったためだ。
◇山火事被災者の仮設住宅も浸水…慶北に土砂災害警報
亀渓1里と2里では45世帯が仮設住宅で生活していたが、周辺河川の氾濫が懸念されたため事前に避難した。実際に亀渓2里では12棟が浸水した。安東(アンドン)でも地方河川のアンマン川が氾濫し、一直面亀尾里(イルジクミョン・クィミリ)にある山火事被災者の仮設住宅11棟が浸水した。
慶尚北道が独自に設置した雨量計によると、17日午前8時から19日午前11時までに、安東の南先(ナムソン)で211.0ミリ、奉化(ポンファ)の物野(ムルヤ)で202.5ミリなど、200ミリを超える雨が降った。19日午前から雨は小康状態となったが、地盤が緩んだことから、山林庁は同日午前8時、慶尚北道地域の土砂災害危機警報を「注意」から「警戒」に引き上げた。
韓国気象庁によると、19日の慶尚北道では30~80ミリの雨が予想された。山林庁関係者は「地盤が弱くなった地域では土砂災害が発生する危険性が高い状況だ」とし、「住民は緊急災害メールや集落放送などの避難案内に注意を払い、避難命令が出された場合は集会所など指定された避難所へ速やかに避難してほしい」と呼びかけた。
「山火事被災者の仮設住宅も水浸し」…韓国各地で豪雨による浸水・落石被害相次ぐ(1)
この記事を読んで…