3月31日午後、ソウル中区(チュング)のハナ銀行本店ディーリングルームに、対ドルのウォン為替レートとKOSPIの終値が表示されている。カン・ジョンヒョン記者
3月31日、ソウル外国為替市場で、ウォン相場は前日比14.4ウォン上昇した1530.1ウォンで取引を終えた。国際金融危機当時の2009年3月9日以降、最高水準だ。
国際原油価格の高騰長期化と韓国の成長率鈍化への懸念が重なった結果と分析される。米国WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油の5月物は1バレル=102.88ドル、ロンドンICE先物取引所で取引されるブレント原油の先物5月物も112.78ドルを記録し、上昇を維持した。原油価格の上昇はリスク回避心理を刺激し、ドル高要因として作用した。経済協力開発機構(OECD)が最近、韓国の今年の成長率見通しを1.7%に0.4ポイント引き下げるなど、韓国経済に対する期待値が下がっている点もウォン安圧力を高めた。
外国人投資家は3月の1カ月間、有価証券市場で35兆1581億ウォン(約3兆7100億円)を売り越したが、これは月次ベースで歴代最大だ。この日も外国人が3兆8423億ウォン相当を売り越した余波で、KOSPI(韓国総合株価指数)は前日比4.26%下落した5052.46で取引を終えた。ウリィ銀行のエコノミスト、パク・ヒョンジュン氏は「高油価の状況が沈静化しない場合、為替レートは1600ウォン水準まで上昇する可能性がある」と展望した。
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