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【コラム】韓米の金利政策は別々に動くのだろうか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

FRBのジェローム・パウエル議長。

米連邦準備制度理事会(FRB)は10日(現地時間)、0.25%ポイントの利下げに踏み切った。市場の関心はドットチャートに集まり、来年の利下げは1回にとどまるとの見通しが示された。インフレを考慮すると、トランプ大統領が望む幅の利下げは難しそうだ。韓米の金利差は1.25%ポイントに縮まったものの、来年、本格的に金利差が縮小して金利逆転が解消されるかどうかは疑問だ。

韓国銀行は、現在の経済状況では利下げで即座に対応するのが難しそうだ。グローバル投資銀行は来年の韓国の物価見通しを一斉に引き上げ、韓国銀行も見通しを上方修正した。高為替レートの影響が輸入物価から加工食品・外食物価へと続く流れが持続する限り、利下げを急ぐことは政策への信頼を揺るがす可能性がある。結局、当面は利下げを据え置く基調が続く可能性が高い。


韓米の金利差が緩やかに縮まり、半導体景気の回復が続けば、為替の安定に役立つだろう。高為替レート、ソウルの不動産価格高騰、物価不安の状況では、韓国銀行が緩和的な金融政策を取りにくい。市場金利はむしろ上昇した。今週、韓銀が3年3カ月ぶりに国債買い入れに乗り出したものの、市場の反応は冷ややかだった。グローバル金利急騰の中で、韓国国債の金利は年内最高値を記録した。物価不安と債券過剰供給の影響が大きかったことは否定できないだろう。


来年5月に任期が終わる現FRB議長以降の変化の可能性も注目ポイントだ。次期議長候補に挙げられているケビン・ハセット米ホワイトハウス国家経済委員長は「物価がやや高くても、雇用と負債利子管理のために金利を大幅に下げる場合がある」と述べていた。市場が敏感に反応する部分だ。史上最長期間続いている韓米金利逆転現象が早期に解消される可能性は低い。結局、金利は今後も韓国経済と資産市場にとって最も強力な変数として残る。重要なのは「金利がどう動くのか」を執拗に予測することではなく、変化に揺らがないバランス力を持つことではないだろうか。

チョ・ウォンギョン/UNIST教授・グローバル産学協力センター長



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