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「韓国半導体、このままでは全員死ぬ」 工学翰林院も乗り出す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「韓国半導体、このままでは死ぬ」--。

韓国最高の半導体専門家が現在の韓国半導体産業の状況を絶体絶命のピンチと診断し、産業育成に向けた提言を来週発表する。非常戒厳事態で、国会で議論中だった半導体特別法がオールストップする懸念が大きくなった中で、「半導体ゴールデンタイム」を逃してはならないという切迫感がここに含まれている。

9日、半導体業界によると、韓国工学翰林院内の半導体特別委員会は18日、ソウル中区(チュング)新羅ホテルで過去10カ月間準備した半導体産業育成戦略を公開する発表会を持つ。発表のタイトルは「韓国半導体このままでは死ぬ…こうしなければならない」で、投資・研究開発(R&D)・人材・システム半導体など4つの領域で韓国半導体産学研が進むべき方向を示す予定だ。半導体特別委所属のある委員は「韓国社会は今、政治的混乱期にあるが、半導体産業専門家が長く悩んだ内容を共有して現在韓国半導体が直面している危機を政府・国会・国民に伝えるために発表会を開くことにした」とし「韓国がこれ以上、時機を失してはいけないという危機感が大きい」と話した。


工学技術系の学者と産業界のリーダーの集まりである韓国工学翰林院は、韓国半導体産業の競争力を高めるには最高の専門家が額を突き合わせなければならないという内部意見によって今年2月に半導体特別委を構成した。SKハイニックスのクァク・ノジョン社長とソウル大学電気情報工学部のイ・ヒョクジェ教授(半導体共同研究所所長)が共同委員長を務めている。所属委員は、学界から成均館(ソンギュングァン)大学化学工学科のクォン・ソクジュン教授、中央(チュンアン)大学電機電子工学部のペク・グァンヒョン教授(大韓電子工学会長)、世宗(セジョン)大学半導体システム工学科のキム・ドンスン教授と、産業界からSKハイニックスのアン・ヒョン開発総括社長、WONIK IPSのイ・ヒョンドク副会長、BOS Semiconductorsのパク・ジェホン代表、SEMIFIVEのチョ・ミョンヒョン代表、韓国半導体産業協会のアン・ギヒョン専務などが参加して計10人で構成されている。工学翰林院会長である金奇南(キム・ギナム)サムスン電子顧問も意見を出しているという。サムスン電子とSKハイニックスはもちろん、素部装(素材・部品・装備)、システム半導体など業界全般と学界の専門家たちが参加している。

まず専門家らは現在の状況を深刻な危機に直面したと診断した。過去、韓国半導体産業は莫大な投資を通じてメモリーチキンゲームに勝利して20年以上メモリー製造強国の座を守った。特別委は韓国がこのタイトルに酔ってエコシステム全般の体力を強くすることを疎かにしたと評価した。素部装エコシステムを育成することができず、これは米中競争でグローバルサプライチェーン構造が再編されると、その脆さが露呈した。また、米国・中国・日本・台湾などは果敢な政府支援を通じて生産基地を確保して競争中だが、韓国は製造基地競争力の面でも遅れを取っている状況だ。大規模な施設投資が必要な半導体産業特性上、適正な時期に投資をしなければ先頭が占められず、ここからの収益を再投資に回す投資好循環構造サイクルに乗らなければならないが、韓国はこのままいけば正反対の悪循環に陥るという危機意識を特別委は共有した。

半導体特別委は政府の直接補助金と投資税額支援を含めて、競争国に準ずる果敢な支援を通じて大企業は大規模施設投資を増やし、素部装企業も自活力をつけなければならないと主張する予定だ。また、持続的なR&D投資を通じて半導体超格差を実現させなければならないという内容も発表報告書に含める。

半導体専門人材不足と頭脳流出の深刻性も訴える予定だ。半導体産業協会によると、2031年になれば国内半導体産業現場で約5万6000人ほど人材が不足する展望だ。特別委のある委員は「人材も不足しているが、優秀人材が理工系専攻を冷遇する状況が持続し、人材の質問題も深刻だ」とし「人材流出に対応する対策はもちろん、グローバル人材誘致のために破格的な努力が必要だ」と話した。グローバル占有率3%にすぎない韓国のシステム半導体分野の競争力を大きくする方案について、別の委員は「ファブレス(半導体設計専門)を育てるにはファウンドリ(委託生産)エコシステムがともに成長しなければならない」と話した。

今回の発表会は韓国工学翰林院半導体特別委の委員と国内半導体産学界の主要人物が出席する予定だ。半導体特別法を発議した野党「共に民主党」金太年(キム・テニョン)議員と与党「国民の力」高東眞(コ・ドンジン)議員の出席が予定されているが、最近の国会状況によって変動する可能性が高い状況だ。



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