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<サッカー>孫興慜も首を振った上岩競技場の芝生…来年は予算9倍に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

先月5日にソウルW杯競技場で行われた2026FIFA北中米W杯アジア3次予選B組第1戦の韓国-パレスチナ戦は引き分けに終わった。観客に向けて拍手をしながら競技場を歩く孫興慜(ソン・フンミン)選手。 キム・ジョンホ記者

ソウル施設公団が来年麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)ソウルワールドカップ(W杯)競技場の芝生張り替え予算を15億5000万ウォン(約1億7000万円)に増やす。今年の予算(1億7000万ウォン)の9.1倍だ。

国民の力所属の尹永熙(ユン・ヨンヒ)ソウル市議員(比例)がソウル施設公団から受けた資料によると、公団は来年度の芝生張り替え予算として15億5000万ウォンをソウル市に要請した。上岩W杯競技場の劣悪な芝生の状態はすでに何度も指摘されてきた。サッカー韓国代表の主将・孫興慜(ソン・フンミン)選手も先月のパレスチナ戦を終えた後、取材陣に「ホーム試合の時(芝が)改善されることを望む。アウェー試合のグラウンドのコンディションが良いというのは一方では残念であり、一方では幸いだと感じる」と発言をした。この日、パレスチナ代表の監督も試合直後の記者会見で「我々が見るかぎりソウルW杯競技場の芝生の状態は100%でなかった。この芝生に適応するのにかなりの努力をした」と語った。

公団は芝生張り替えの面積も大きく増やす。公団は今年、競技場の中央の部分1885平方メートル(約571坪)ほどの芝生を張り替えたが、来年は4.5倍増の8500平方メートル(約2576坪)に決めたと明らかにした。芝生の種類は今年、来年ともに寒さに強い「寒地型」を植える計画という。具体的にはケンタッキーブルーグラス70%、トールフェスク30%だ。しかし寒地型は高温多湿な環境に脆弱なのが問題だ。今年のように高温多湿の夏には「溶ける芝」などの指摘を受けるしかない。公団は長期的に暑さと摩擦に強い暖地型の芝生に変えることを考慮すると明らかにした。日本や英国など海外の競技場は夏に▼送風機▼芝生下の温水配管▼エアコンなどを構築して芝生を管理する。


尹議員は「予算増額と共に競技場の環境改善を悩まなければいけない時」とし「今回の件をきっかけに(ソウルW杯競技場が)専門的な競技場に発展するようソウル市議会も積極的に協力する」と述べた。



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