タージマハルの資料写真[Pixabay]
15日(現地時間)、現地メディアやEFE通信によると、インド遺跡管理機関のインド考古学研究所(ASI)のラジ・クマール・パテル局長は14日、このような被害状況を伝えた。
あわせて「ドローンカメラでメインドームを調べた結果、幸い構造物の破損は起きていなかった」と明らかにした。今回の被害は、タージマハルが属するインド北部ウッタル・プラデーシュ州アグラ地域に11日から続いた大雨によるものだ。
ソーシャルメディアには浸水したタージマハルの庭園の様子も拡散している。左側の庭園が完全に浸水して、まるで池のように見えるこの動画は12日に撮影されたものだと現地メディアは伝えた。パテル局長はこれに関連して「緊急排水作業を実施して現在は原状復旧した」と説明した。
ヤムナー川のほとりにあるタージマハルは毎年外国人観光客80万人以上が訪れる世界的な文化遺産だ。インド国内の観光客まで合わせると年間観光客数は数百万人に達する。
インドなど南アジアの場合、普通6月から9月までモンスーンの影響を受ける。この期間には気候変動の影響により大雨被害が頻発する。
この記事を読んで…