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中国の無人偵察機3機、南海KADIZ進入…韓日が戦闘機投入して措置

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今年3月、東海で飛行する中国軍の偵察型無人機「無偵(WZ)-7」 [写真 日本防衛省統合幕僚監部]

中国の先端偵察型無人機「無偵(WZ)-7」3機が30日、韓国防空識別圏(KADIZ)に進入し、離於島(イオド)北東側の海上を飛行したことが確認された。韓米日国防相が28日に共同軍事訓練の定例化を明文化する内容の「安全保障協力フレームワーク(TSCF)協力覚書」に合意したことへの対応という分析が出ている。

韓国軍の関係者は「この日の午前と午後の2度にわたり、計3機の無偵(WZ)-7が離於島北東側の韓国・日本防空識別圏に進入して飛行した後、離脱した」とし「わが軍はKADIZ進入以前から識別し、空軍の戦闘機を投入して必要な措置を実施した」と明らかにした。

日本の自衛隊もこの日、中国無人偵察機の進入を確認した後、戦闘機を投入して対応したと伝えられた。


中国は韓米日3カ国が済州(チェジュ)南側の公海上で初めて多領域連合訓練「フリーダムエッジ(Freedom Edge)」を実施していた先月26日にも、無偵(WZ)-7を同じ区域に無断で進入させて偵察活動を行った。

特に中国は過去にも韓日間に歴史・領土などの葛藤がある時期、両国の防空識別圏を侵犯するパターンを見せた。このため一部では日本の「佐渡島の金山」が27日にユネスコ世界遺産に登録された直後、日本側が朝鮮人労働者強制動員を明示的に認めず葛藤が生じている状況を利用して無人偵察機でKADIZ進入を敢行したのではという分析が出ている。

無人と偵察の頭文字からなる無偵(WZ)-7は偵察と攻撃ともに可能な高高度高速偵察無人機。最大で10時間連続飛行が可能で、飛行高度は1万8000キロに達するため迎撃が難しいという。



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