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<サッカー>チームメートが孫興慜に人種差別…トッテナムの沈黙に英国人権団体も動く

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)

所属チームの同僚から人種差別を受けた孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)のために英国の人権団体「キック・イット・アウト(Kick it out)」が対応した。

20日(日本時間)、この人権団体は「ロドリゴ・ベンタンクールがチームメートの孫興慜に向けて人種差別的な発言をしたことに関する多くの情報提供を受けた」とし「情報提供といくつかの資料に基づいてトッテナム球団と関連当局に深刻性を伝えた」と明らかにした。

続いて「ベンタンクールは自身の発言に問題があるということを認知している」とし「東アジアはもちろんより大きな範疇の人々にも大きな影響を及ぼしかねない事件」と伝えた。


2024コパアメリカ出場を控えたベンタンクールは自国の放送に出演し、進行者から「孫興慜のユニホームをもらってきてほしい」という要請を受けると、「孫興慜のいとこのユニホームを持ってきても分からないだろう。孫興慜と彼のいとこは同じような外見だった」と話した。

これは「つり目」と共に「東洋人はみんな似た外見」というニュアンスの東洋人に向けた人種差別的な発言だ。

ファンはベンタンクールの発言を強く批判した。するとベンタンクールはすぐに自身のSNSを通じて「ソニー(孫興慜)、さっきのことについて謝る。悪い冗談だった」とし「私がどれほど愛しているか分かるだろう。決して無視したり傷つけたりしようという言葉ではなかった」と孫興慜に謝罪した。

現在まで孫興慜はベンタンクールの謝罪に公式的な反応を見せていない。トッテナム球団はベンタンクールの発言に沈黙している。

一方、「キック・イット・アウト」はサッカー界で人種差別をなくすために1997年に設立された団体で、活発に活動している。

以前にも孫興慜が相手ファンや一部の解説委員から人種差別を受けた際、孫興慜を支持した。



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