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韓国歌手ペク・チヨン「平壌で見た李雪主は体調が良くなさそうだった…金正恩とは夫婦の感じなく」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2018年9月20日、白頭山(ペクドゥサン)頂上の将軍峰(チャングンボン)を訪れた北朝鮮の金正恩国務委員長(右)と李雪主夫人。 平壌写真共同取材団

歌手ペク・チヨンが2018年平壌(ピョンヤン)公演の裏話を自身のYouTubeチャネルで公開した。

ペク・チヨンは2018年4月1日に南北平和協力祈願公演のために平壌の舞台に立ち、ヒット曲『忘れないで』と『銃で撃たれたみたいに』を熱唱した。


ペク・チヨンは「自由選曲ではなく(北朝鮮が)曲を決めた」とし「私が知る限りでは、そのときの北朝鮮情勢では誰かが粛清されたなどのニュースを見た後だったので、『銃で撃たれたみたいに』をリクエストされて少し妙な気分だった」と回想した。


これについて「他の歌を歌ってはだめなのか」と改めて聞いたが「あちらがその歌を希望した」というのでこの2曲を歌ったという。舞台に対する反応は『忘れないで』のほうがはるかに良かったと記憶しているという。ペク・チヨンは「なぜか分からないが(観客が)リップシンクで一緒に歌っているという感じがした」と話した。

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会ったエピソードについても紹介した。ペク・チヨンは「実際に見ても現実感がなかった。会えるとは思ってもみなかった。言葉ひとつ間違えれば阿吾地(アオジ)炭鉱に連れて行かれるという話を聞いて育った世代だったのでとても怖かった」とし「ヘアスタイルやそで口など何一つ乱れがなく、1トンアイロンをかけたかのような感じだった」とした。

この時、金委員長と歌手が一緒に撮影した記念写真の裏話も公開した。人々を2~3列に分けて立たせた北朝鮮カメラマンが「前にいる人のせいで後ろにいる人が見えないので座るか低姿勢になってほしい」と言うと金委員長が「私も1列だが、私も姿勢を低くしろということか」と答えたという。ペク・チヨンは「雰囲気がぴりっとしたが、そう言って一人で笑った。冗談を言ったのだった」と話した。

李雪主(イ・ソルジュ)夫人については「かなり体が悪いのかなと思った。見た瞬間『なぜこんなにも真っ青なのだろう』と思った。静かでまさに東洋的な美人。自然で美しかった」と説明した。ただし、ペク・チヨンは「夫婦という感じはなかった。夫婦はアイコンタクトしたり肩を抱いたり自然さがあるべきだが、垂直関係という感じがした」と回想した。

玄松月(ヒョン・ソンウォル)党副部長については「かなりの女傑スタイルだ。気さくで、結構話が合った」とし「私を『オンニ(姉さん)』と呼んだ」と述べた。玄副部長とは「私たちの願いは統一」合同公演を準備しながら微妙な神経戦があったとし、担当パートに対して「譲歩してくれるかなと思っても『それでもこの部分は一緒にするべきで、南側がやってはだめでしょう』というような神経線があった」と話した。

この時宿泊したホテルは盗聴されていたと推測した。ペク・チヨンは「できるだけホテル内で金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)などの名前を口にしないようにと言われた。また、互いに話をするときも敏感な話はホテルの部屋の中ではしないように言われた」とし「あるとき『この部屋にはなぜタオルがないのだろう』と独り言を言ったところ、外に出たらタオルが置いてあった」と話した。

そして「だんだんリラックスして平壌(ピョンヤン)の写真をたくさん撮った。後で見たら1000枚ほど取っていた」とし「金日成・金正日父子の顔写真が平壌市内に掲げられているが、その写真が少しでもぼやけていたりゆがんでいたら(北朝鮮随行員が)すべて消した」と伝えた。

ペク・チヨンは「実際に人と会うとみんな親切で、住むところが分かれているだけで、人まで離れ離れになってはいけなかったんだと思った」とし「もしまた北朝鮮に行くことになったら、その時は無料で、誰でも見に来ることができる公演になれば素敵だなと思う」と話した。



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