輸出用コンテナが積み上がる釜山南区の戡蛮(カンマン)埠頭全景。ソン・ボングン記者
OECDが推定した韓国の潜在成長率が2%に満たないのは今年が初めてだ。来年はさらに低くなり1.7%まで落ちるだろうというのがOECDの予想だ。この見通しの通りなら来年の韓国の潜在成長率は世界1位の経済大国である米国より低い。OECDにより米国の潜在成長見通しは今年1.8%、来年1.9%だ。延世(ヨンセ)大学経済学部のキム・ジョンシク名誉教授は「米国経済は最近リショアリング(海外進出企業の国内回帰)、生産性革新などでこれまでの停滞状態から抜け出す様相。韓国は規模がはるかに大きい米国経済よりも活力が落ちているということが数値で現れた」と指摘した。
2%まで割り込んだ…潜在成長率ショック=韓国(2)
この記事を読んで…