今月7日、ソウルのあるバス停留所。飲料のカップと中身の液体が路上に散らばっている。[写真 X(旧ツイッター) キャプチャー]
10日、オンラインコミュニティではソウルのあるバス停留所で飲料を持ってバスに乗ろうとした乗客が運転手から乗車を拒否されると路上に飲料を投げ捨てる事件がシェアされた。
情報提供者Aさんは「バスに乗ろうとしたら私の前にいた男が飲料を持って乗り込んだ」とし「運転手さんが『飲料は持ち込み禁止』と言って『捨てるか次のバスに乗れ』と言うと、(男は)中身が入っていたコップをいきなり後ろに投げた」と当時の状況を説明した。
続いて「(男が)私の顔の横に腕を伸ばして投げ捨てたことで一度驚き、ごみを道端に投げ捨てる様子に二度驚いた」とし「本当に衝撃的だ。持って降りるのかと思って体を避けようとしたが突然投げ捨てた」と説明した。
Aさんが共有した写真には路上に男が投げ捨てたコップと周辺に散乱した桃色の液体の様子が写っていた。
投稿を見た人々は「非常識だ」「自分の都合だけで行動する人」など否定的な意見が寄せられた。一部は「同じようなこと経験したことがある」とし「運転手さんが飲料を持って乗らないよう制止すると座っていたバス停留所に(飲料を)そのまま捨てて乗った乗客も見た」と経験談を共有した。
一方、ソウル市は2018年1月4日から市内バス内で飲食物の持ち込みを制限している。「ソウル特別市市内バス財政支援および安全運行基準に関する条例」第11条によると、市内バス運転者は他の乗客に迷惑になると判断される場合、飲食物の入った使い捨て包装カップなどの持ち込みを拒否することができる。
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