◇中国人、免税店開店前に数十メートルの行列
26日午前9時30分、済州市蓮洞(チェジュシ・ヨンドン)ある免税店前。開店時間(午前10時)前に主に20~30代と見られる中国人が数十メートルの行列を作った。免税業界の説明を聞くと、このうち90%は韓国と中国を行き来しながら免税品を小規模で取り扱う買出し商人、いわゆる「代工」たちだ。10%程度は中国人の個別観光客、いわゆる「散客」だ。8月10日中国発団体観光が再開されたが中国人観光客の姿はまだ珍しかった。一部の東南アジア・欧州観光客も周辺で散見された。
◇外国人観光客、昨年比4995.7%増
27日、済州島観光協会によると、秋夕(チュソク、中秋)連休前日のこの日から10月3日まで1週間、韓国内・外の観光客28万5000人が済州を訪問すると予想した。観光客の移動が始まる27日4万4000人余り、28日4万3000人余り、30日4万5000人余り、10月1日3万8000人余り、2日3万6000人余り、3日3万5000人余りなどだ。
観光協会はこの期間、外国人観光客は2万1300人余りに達すると推算した。ほとんどが中国人だ。航空便を通じて1万8000人余り、国際クルーズ船舶を通じて3300人余りが訪れる。昨年わずか418人が国際線航空便を利用して済州に来たことと比較すると4995.7%という数値だ。
◇中国連休と重なった秋夕連休の瞬間特需
これとは別に観光協会は29日から10月6日まで続く中国の中秋節と国慶節連休期間に中国人観光客1万7698人が済州に来ると予想している。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)発生以前の2019年の国慶節連休期間(2万2697人)と比較すると78.0%水準まで回復することになる。
このうち国際線航空便の利用は1万2540人、クルーズの利用は5158人になるものと推算される。済州道内の中国人対象観光業界では「済州と中国都市をむすぶ航空便数が4年前に比べて59便も減ったが、その時の70~80%水準を回復したことに希望をかける雰囲気」と話した。
◇日本・東南アジアに奪われた内国済州客
だが、内国人観光客減少現象は10月2日を臨時公休日に指定しても避けられない見通しだ。今年秋夕連休の前日である27日から10月3日まで1週間済州を訪れるとみられる内国人観光客は22万5900人で、昨年同期29万1296人に比べて22%減った。内国人観光客が減少したのはエンデミック以降、日本と東南アジアなどに旅行先を求めたためとみられる。これに関連して日本の円安現象などが重なり日本旅行が人気を呼んだ。航空業界が海外路線を拡充して済州行きの航空便数を減らしたことも原因とみられる。実際、済州基点の国内線航空便は前年比11.7%(199便)、供給席は13.7%(4万6184席)減少した。
◇済州観光業界、秋夕特需に備え
済州市内のリゾートであるグランドハイアット済州の関係者は「中国の名節が重なって特定日は全体1600客室のうち1553室が予約済みで、全体的にも平均90%を越える予約率を示している」と話した。また、西帰浦(ソグィポ)市内のリゾート、済州神話ワールドの関係者は「今回の国慶節の市場回復に期待をかけている」とし「今後増える団体観光客を中心に集中マーケティングを準備している」と話した。
済州道は秋夕連休と中国国慶節が重なることから27日から10月6日まで中国人観光客歓迎週間で客を迎える。入国する外国人に対する歓迎行事も計画中だ。
26日午前9時30分、済州市蓮洞(チェジュシ・ヨンドン)ある免税店前。開店時間(午前10時)前に主に20~30代と見られる中国人が数十メートルの行列を作った。免税業界の説明を聞くと、このうち90%は韓国と中国を行き来しながら免税品を小規模で取り扱う買出し商人、いわゆる「代工」たちだ。10%程度は中国人の個別観光客、いわゆる「散客」だ。8月10日中国発団体観光が再開されたが中国人観光客の姿はまだ珍しかった。一部の東南アジア・欧州観光客も周辺で散見された。
◇外国人観光客、昨年比4995.7%増
27日、済州島観光協会によると、秋夕(チュソク、中秋)連休前日のこの日から10月3日まで1週間、韓国内・外の観光客28万5000人が済州を訪問すると予想した。観光客の移動が始まる27日4万4000人余り、28日4万3000人余り、30日4万5000人余り、10月1日3万8000人余り、2日3万6000人余り、3日3万5000人余りなどだ。
観光協会はこの期間、外国人観光客は2万1300人余りに達すると推算した。ほとんどが中国人だ。航空便を通じて1万8000人余り、国際クルーズ船舶を通じて3300人余りが訪れる。昨年わずか418人が国際線航空便を利用して済州に来たことと比較すると4995.7%という数値だ。
◇中国連休と重なった秋夕連休の瞬間特需
これとは別に観光協会は29日から10月6日まで続く中国の中秋節と国慶節連休期間に中国人観光客1万7698人が済州に来ると予想している。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)発生以前の2019年の国慶節連休期間(2万2697人)と比較すると78.0%水準まで回復することになる。
このうち国際線航空便の利用は1万2540人、クルーズの利用は5158人になるものと推算される。済州道内の中国人対象観光業界では「済州と中国都市をむすぶ航空便数が4年前に比べて59便も減ったが、その時の70~80%水準を回復したことに希望をかける雰囲気」と話した。
◇日本・東南アジアに奪われた内国済州客
だが、内国人観光客減少現象は10月2日を臨時公休日に指定しても避けられない見通しだ。今年秋夕連休の前日である27日から10月3日まで1週間済州を訪れるとみられる内国人観光客は22万5900人で、昨年同期29万1296人に比べて22%減った。内国人観光客が減少したのはエンデミック以降、日本と東南アジアなどに旅行先を求めたためとみられる。これに関連して日本の円安現象などが重なり日本旅行が人気を呼んだ。航空業界が海外路線を拡充して済州行きの航空便数を減らしたことも原因とみられる。実際、済州基点の国内線航空便は前年比11.7%(199便)、供給席は13.7%(4万6184席)減少した。
◇済州観光業界、秋夕特需に備え
済州市内のリゾートであるグランドハイアット済州の関係者は「中国の名節が重なって特定日は全体1600客室のうち1553室が予約済みで、全体的にも平均90%を越える予約率を示している」と話した。また、西帰浦(ソグィポ)市内のリゾート、済州神話ワールドの関係者は「今回の国慶節の市場回復に期待をかけている」とし「今後増える団体観光客を中心に集中マーケティングを準備している」と話した。
済州道は秋夕連休と中国国慶節が重なることから27日から10月6日まで中国人観光客歓迎週間で客を迎える。入国する外国人に対する歓迎行事も計画中だ。
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