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韓国旅行が解禁になると…中国発クルーズ53隻、来年3月まで予約埋まる(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2016年、済州(チェジュ)港クルーズ埠頭に大型クルーズ船舶「コスタ・フォーチュナ(Costa Fortuna)」が入港して、乗客を降ろしている。チェ・チュンイル記者

◇韓中の空の道も増える見込み

韓国~中国間の空の道も正常化の手順を踏んでいる。済州観光公社は現在の中国6地域(北京・上海・寧波・瀋陽・杭州・大連)・週77便の直航路線を今年下半期には17地域・週157便に拡大する計画だ。続いて来年に18路線・週200便以上に増やして済州によりアクセスしやすくするという腹案だ。務安(ムアン)空港も期待に膨らんでいる。光州(クァンジュ)・全羅南道(チョルラナムド)旅行の関門の1つである務安空港を利用した中国人は2016年6万5000人だったが昨年は「0」人だった。全南道関係者は「中国人の団体観光の道が開かれることを受けて務安空港にも薫風が吹くものとみられる」と述べた。

◇韓国観光業界「9~10月中国名節が中国人観光客を呼び込む機会」


観光業界は中国中秋節と国慶節のゴールデンウィーク(9月29日~10月6日)を再来する中国人観光客を呼び込む機会とみている。NEW華青旅行社のウ・ヨンメ代表は「中国団体観光への準備を常にしている。心配よりも歓迎の気持ちのほうが大きい」とし「取引先からの連絡が続いていて、不足している貸切りバスや通訳・観光案内員などを確保するのに注力する」と期待した。

免税業界関係者は「現在(済州地域の)売上がコロナ以前の30%水準に留まっている」とし「パッケージ観光商品の構成に通常1カ月以上かかることから10月ごろから中国人観光客で込み合うものと予想される。中国事務所などと連係してプロモーションを準備している」とした。ホテルとカジノ業界も期待している。済州観光協会関係者は「国際線が新型コロナ以前の水準まで回復するとみていて、ホテルとカジノの売上が新型コロナ以前と同じくらい上昇することを期待している」と明らかにした。

ただし、一部観光地住民や商人の間では中国人観光客による騒音、ゴミ投棄問題を懸念する声も出ている。


韓国旅行が解禁になると…中国発クルーズ53隻、来年3月まで予約埋まる(1)

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