2019年10月22日、当時の文在寅大統領が国会議長接見室で文喜相国会議長と歓談している。文議長は慰安婦問題と強制徴用解決策関連の仲裁案をまとめようと東奔西走したが無駄だった。[青瓦台写真記者団]
指導者の一言は波紋が大きく、時に国益に逆行する恐れもある。先週ブリンケン米国務長官が習近平主席、王毅政治局員、泰剛外相と会い米中衝突局面をやや落ち着かせたようだったが、こうした外交努力が場合によっては水の泡になりかねない際どい状況だ。米国だけそうしたのではない。韓国外交を見ても進歩であれ保守であれ政治家の不用意な失言が多い。硬直して偏向した外交的行動が国益に逆行することが繰り返され続けている問題が深刻だ。
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