英国政府は１８日（現地時間）、エリザベス２世女王の葬儀と関連行事に１億６１７０万ポンド（約２７８億円）を使ったと発表した。

秩序と安全保障を担当した内務省が７３７０万ポンドで最も多く、デジタル・文化・メディア・スポーツ省５７４０万ポンド、スコットランド政府１８８０万ポンド、国防省２９０万ポンド、運輸省２６０万ポンド、外務省２１０万ポンドなどだ。

英財務省のジョン・グレン主席政務官は議会に提出した書面声明で「当時、政府は大衆の安全が維持され、行事が円滑で適切に品格のある進行を最優先にした」と話した。


また「財務省は追加資金が必要なところには支援し、スコットランド政府などは費用を全額返してもらった」と述べた。

女王は２０２２年９月８日９６歳で逝去し、葬儀は１９日に行われた。

女王の棺は、バルモラル城を出発してエジンバラを経てロンドンに運ばれ、ウェストミンスターホールに安置されている間、一般参拝客数十万人が弔問した。