ロシアが占領したクリミア共和国で生まれた民兵隊「コンボイ」。クリミア共和国の首長セルゲイ・アクショーノフ氏が創設した。アクショーノフ氏はウクライナ戦争勃発9カ月後の昨年11月に民兵隊を設立していたとされる。「プーチンの料理人」ことエフゲニー・プリゴジン氏のワグネルグループを模倣したとされる。[バージニエ・イストーリーホームページ キャプチャー]
ロシア語基盤の非営利調査報道メディア「バージニエ・イストーリー」の報告書によると、コンボイは昨年の発足当時300人規模で始まった。彼らはテレグラムで自分たちを「少数精鋭部隊」で広報しながら隊員を募集している。「強い正統派のロシア」「ウクライナのサタン主義者」のような文言も使われた。隊員は小銃を基本で備えており、狙撃手の訓練を受けている。ロシアの主力戦車であるT80、T90を保有しており、電子偵察装備まで備えている。ワグネルグループ創設者のエフゲニー・プリゴジン氏と懇意にしているコンスタンチン・ピカロフ氏が「マザイ」という別名で総司令官を務めている。
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