先月18日(現地時間)、独ミュンヘン安全保障会議が開催されたバイリッシャー・ホーフ・ホテルで外相会談をした朴振(パク・ジン)外交長官(右)と林芳正外相。 [写真 外交部]
#3.尹大統領の「話す力」と岸田首相の「聞く力」の調和を期待した。実際、いくつかの多国間会合で両首脳が対話をすれば互いによく合うという。昨日の三一節(独立運動記念日)の演説で日本を「侵略者から協力パートナーに変わった」と規定したのも同じ脈絡とみられる。両極端は通じ合うものだ。強制徴用者の問題もそうかもしれない。ところが外交的手続きがこじれた。外交当局間の交渉が日本のペースになってしまった。交渉の場を一度蹴って出てきてでもバランスをとる努力をするべきだった。ところがずるずると引き込まれ、いつからか韓国が日本に相応の措置を「要請」する立場になった。このため先月18日の朴振(パク・ジン)外交部長官の「日本の政治的な決断が必要だ」という一言に日本の首相官邸はそれはおかしいという反応をする。
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