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米国で店の前のホームレスの顔に水を浴びせたオーナー…「動けるように助けた」

ⓒ 中央日報日本語版

店前のホームレスに水を浴びせたコリアー・グウィンさん[SNS キャプチャー]

米国のあるギャラリーのオーナーが店の前で10日間留まったホームレスの女性に水を差して物議をかもしている。​

NBCニュースとガーディアンなどによると、事件は9日午前6時ごろ、サンフランシスコ市内のギャラリー前の歩道で発生した。

当時、この歩道には女性ホームレス1人が座って休んでいた。この時、ギャラリーのオーナー、コリアー・グウィンさんが近づいてきた。グウィンさんは女性に向かってホースを向け、水を浴びせた。


​女性は手を宙に伸ばし、もがきながら苦しんだ。しかし、グウィンさんは止まらず、女性は寒い日にびしょ濡れになってしまった。その後、グウィンさんはどこかに指を差して女性に行けと叫んだ。

この姿は近くのパン屋の社長の携帯電話にそのまま映っていた。その映像はソーシャルメディア(SNS)を通じて急速に広がり、ネットユーザーの公憤を買った。ユーザーたちはグウィンさんのギャラリーに反発のコメントを添えて批判した。

​これに対し、グウィンさんはあるインタビューで自分の立場を明らかにした。グウィンさんはホームレスに水を浴びせた事実を認めながらも、「私はここに40年以上滞在した。ここには家のない人が多いが、あの人のように10日間滞在して暴力を行使することはなかった」と主張した。

また「昨日、その女性がゴミ箱をひっくり返したので街を掃除するから他の所に行けと言った」とし「すると女性は私に大声を張り上げて唾を吐いた。これ以上統制が不可能で水を浴びせたのだ」と説明した。

また、「町の住民はその女性をみんな知っている。以前にも妨害されあて警察と社会福祉サービス側に何度も電話した」として「苦情を提起したが、何もなされずもどかしかった」と話した。

グウィンさんは最後に「水を浴びせるのが最善の解決策ではないということは認める。申し訳ない」としながらも「水を浴びせたのは女性を動かせるためだった。興奮した女性を落ち着かせることができた」と吐露した。​



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