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米国国務省「中国の新型コロナ急増、新たな変異株発生を懸念」

ⓒ 中央日報日本語版

新型コロナウイルス

米国務省は19日、新型コロナウイルス感染者が急増する中国で新たな変異株が登場する可能性を懸念していると明らかにした。

国務省のプライス報道官はこの日の会見で、「現在中国で発生した大規模感染が解決されるよう願う。われわれはウイルスが大規模に広がるたびに突然変異を起こしすべての人々に脅威となる可能性があることを知っている」と話した。彼は「われわれは新型コロナウイルスの多様な遺伝子配列を通じてこの事実を確認した。世界が新型コロナウイルス対応に集中する理由のひとつ」と説明した。

また彼は「中国の国内総生産(GDP)規模を考慮すれば中国のコロナ禍は世界の関心事。中国が新型コロナウイルスをしっかり管理するのは中国だけでなく世界の他の国々にも利益になる」と話した。


米疾病管理予防センター(CDC)など保健機関は新型コロナウイルスが各国で大流行する過程でデルタ株またはオミクロン株のような新しい変異株が発生したとみている。新しい変異株は感染力が強く、既存の治療法やワクチンに耐性を持つとCDCは伝えた。

中国国務院は7日、自宅隔離の許容とPCR検査の最小化などを内容とする10個の新たな防疫措置を発表し、事実上3年間守ってきた厳格な防疫政策である「ゼロコロナ」を廃棄した。その後北京や上海など主要都市を中心に新型コロナウイルス感染者が急増し、火葬場が24時間稼動しなければならないほど死亡者も大きく増えたという。



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