14日、平昌アルペンシアリゾートで開かれた2022ノーベル平和賞受賞者世界サミット江原閉会式で平和大賞に孫興ミンが選ばれた。
14日、平昌アルペンシアリゾートのコンベンションセンターで開かれたノーベル平和賞受賞者世界サミット江原閉会式で、ノーベル平和賞受賞者とノーベル平和賞世界サミット常設事務局のエカテリーナ・ザグラディナ理事が沈在国(シム・ジェグク)平昌郡守に平和都市賞と証書を渡した。
また、今年平和大賞(ピースサミットアワード)を孫興ミンに授与した。先の大会ではポップスターのジョージ・クルーニーとリッキー・マーティンなどがこの賞を受賞した。サッカー選手としては2010年イタリアのロベルト・バッジョに次いで2番目だ。
孫興ミンは今年7月、国連世界食糧計画(WFP)グローバル親善大使に任命され、全世界の貧困撲滅の先頭に立った功労が認められた。国連世界食糧計画は2020年ノーベル平和賞受賞機関だ。同日の授賞式にはイングランド・プレミアリーグのトッテナムで活躍している孫興ミンに代わって、SONサッカーアカデミーのソン・ソンサム理事(元大韓サッカー協会労組委員長)と国連世界食糧計画のユン・ソンヒ韓国事務所長が賞を受賞した。
ノーベル平和賞受賞者世界サミットは、1990年冷戦解体などに対する功労でノーベル平和賞を受賞した故ゴルバチョフ元ソ連大統領が世界の平和に貢献するために創設された。その後、ノーベル平和賞受賞者が集まって全人類の課題である緊張・葛藤の解消や世界平和の実現方法などを模索した。1999年、イタリア・ローマで1回会議を開催して以来、フランス・パリ、ドイツ・ベルリン、日本広島、米国シカゴ、スペイン・バルセロナなどで開かれた。今年の平昌大会は江原道と平昌郡などが主催・主管した。
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