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AFP通信などによると、モロッコの首都ラバト近郊ムレ・ブッスルアムで80代のフランス人女性観光客が男の攻撃を受け死亡した。また、女性の夫も攻撃を受け病院に搬送されたが命に別条はないという。
加害者の男は何の理由もなく女性を石で攻撃したという。加害者は現地警察に逮捕され拘禁されたが、精神が不安定な状態と伝えられた。
当局はこの事件に対し綿密に調査中だ。
モロッコはアラブ圏の国で初めて、アフリカ大陸で初めてベスト4に進出した。2日後にフランスとの準決勝戦を控えこうした事件が発生したのだ。フランスとスペインの植民地支配を経験したモロッコはアラブ人が約65%であるイスラム教スンニ派の国だ。モロッコを訪れる観光客のうちフランス人が大多数を占めている。
一方、モロッコでフランス人観光客が殺害されたのは今回が初めてではない。1月にもモロッコ南部の都市ティーズニートの市場で79歳のフランス人観光客が凶器に刺され死亡する事件が発生している。
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