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W杯取材していた米国人記者がスタジアムで急死

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サッカー・ワールドカップを取材していた米国人記者のグラント・ウォール氏がスタジアムで急死した。[ツイッター キャプチャー]

サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会を取材していた米国人記者がスタジアムで急死した。

AP通信とESPNなど外信は10日、「米国人サッカー記者のグラント・ウォール氏がこの日カタールのルサイルスタジアムで行われた準々決勝オランダ対アルゼンチン戦を取材中に死亡した」と報道した。


ウォール氏の近くに座っていた記者らは「延長戦の最中にウォール氏が記者席で突然倒れ、起き上がなくなった」と話した。


通報を受けて出動した救急隊員の助けを受け病院に運ばれたが死亡が確認された。

死亡原因はまだ正確に明らかになっていない。ただ最近体調が良くなかったという。

ウォール氏は最近自身のウェブサイトに「体が故障したようだ。3週間睡眠時間が不足したが激しいストレスの中で働いてばかりいた。10日間風邪をひき、米国対オランダ戦が開かれた日(4日)の症状がさらに深刻だった。胸に強い圧迫と不快感がある」と投稿していた。

メインメディアセンターに設けられた医療室で気管支炎の診断を受けた彼は処方された薬を服用したが症状は改善しなかった。

48歳の若さで死去したウォール氏は1996年に米プリンストン大学を卒業し、今回が8回目のW杯取材であるほどベテランサッカー記者だった。

米国サッカー協会はこの日ウォール氏の死去に声明を出して哀悼の意を示した。





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