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<W杯サッカー>韓国戦控えたブラジル選手3人にインフルの症状…PCR検査は受けず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ネイマール(右)と孫興民(ソン・フンミン)。 [写真=ブラジルサッカー協会 インスタグラム]

サッカー韓国代表チームのワールドカップ(W杯)カタール大会ラウンド16の対戦相手であるブラジル代表チームの主軸選手の一部が発熱の症状などを見せたが新型コロナウイルス検査は受けなかったという現地報道が出てきた。

ブラジルメディアのテラによると、先月29日にブラジル代表チーム26人のエントリーのうち、FWのネイマールとアントニー、MFのルーカス・パケタの最小3人がインフルエンザと類似した症状を見せたが、新型コロナウイルス検査を受ける必要はないという医療陣の判断でPCR検査は行わなかったと報道した。

メディアによると、代表チームのコーディネーターは「足首の負傷から回復中のネイマールはスイスとの試合当日に発熱の症状を見せたがいまは元気だ」と話した。また別の代表チーム関係者は選手らが宿舎では1人部屋を使っているが練習と食事などすべての活動は一緒にしていると説明した。


メディアは「アントニーとパケタはいずれも正常に練習をこなした後、スイス戦にも出場した。カタールの乾燥した気候とスタジアム内の強いエアコンの風の影響でインフルエンザにかかったもので、代表チームは彼らにPCR検査を強要しなかった」と伝えた。

国際サッカー連盟(FIFA)は今回大会参加選手らにマスクの着用は強要していない。カタール政府もやはり大会を控えて入国時に新型コロナウイルス陰性確認書の提出など関連規制をすべて解除した。

ただ現地で新型コロナウイルス陽性判定を受けた場合、5日間隔離しなければならず、濃厚接触者は2時間以内に新型コロナウイルス検査を受けて結果が出るまで隔離しなければならない。

ブラジル代表チームが選手らの新型コロナウイルス感染の可能性が提起される状況でPCR検査を回避したという指摘が提起されていることに対し、こうした主張はフェイクニュースだという反論が出てきた。

ブラジル代表チーム専従記者レオルナド・オリベイラ氏は韓国のスポーツメディアOSENに「ネイマールが最近風邪をひいて熱があったのは事実」としながら、「だがこれはエアコンの風のせいで単純に風邪をひいたもので、いまは薬を飲んで良くなった。彼の新型コロナウイルス感染はフェイクニュースだ。それが事実ならブラジル全体で大騷ぎが起こっただろう」と主張した。

続けて「パケタも風邪をひいたがいまは状態が良くなっており、アントニーは腹痛があったが良くなった。いま具合の悪い選手はだれもいない」と伝えた。

韓国代表チームは日本時間6日午前4時にドーハで準々決勝行きのチケットを争いブラジルと激突する。

先月24日のセルビアとのグループリーグ第1戦で右足首を負傷した、グループリーグ第2戦と第3戦だけでなく、チーム練習にも参加していないネイマールが出場するかが最大の関心事だ。

グループリーグが終わった3日にチーム練習に復帰したネイマールは4日に行われたチームの公式練習に明るい表情で登場し練習をこなした。

練習に先立ち開かれた記者会見でブラジルのチッチ監督はネイマールについて「最後に練習した後コンディションが良ければあす出場するだろう。現時点では判断を下していない」と話した。



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