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<W杯サッカー>「ぞっとする判定」にやられたガーナ・ウルグアイ…韓国、ポルトガル戦に「PK注意報」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

16日、カタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターで黒のマスクを着用して練習に参加した孫興民(ソン・フンミン)。頬骨と鼻の周囲を覆う形で、側面には白の背番号「7」が入っている。 キム・ヒョンドン記者

2022カタールワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦を控えた韓国代表に「PK注意報」が出ている。第1、2戦でPKを獲得したポルトガルと対戦するからだ。

韓国は12月3日(日本時間)、エデュケーション・シティ・スタジアムでポルトガルとカタールW杯グループリーグH組第3戦を行う。ポルトガルはすでに2連勝で16強(決勝トーナメント)進出を決めている。1敗1分けの韓国が16強に進出するためには必ずポルトガルに勝利した上で、同じ時間に行われる同組のガーナ-ウルグアイ戦の結果を見なければならない。

客観的な戦力で上回るポルトガルだが、第1、2戦ではPK判定で有利になったという話もあり、韓国には負担となる。ポルトガルは国際サッカー連盟(FIFA)ランキング9位で大会優勝候補だ。韓国は28位。韓国は28日のガーナとの第2戦でパウロ・ベント監督が主審の試合終了時点について抗議して退場となり、落ち着かない雰囲気だ。


まずガーナとの第1戦ではポルトガルのストライカー、クリスティアーノ・ロナウドがPKを獲得した。この判定をめぐりガーナのオットー・アド監督は「審判が(ロナウドに)与えた特別プレゼント」と露骨に批判した。ガーナの選手と競り合う過程でロナウドが倒れたが、PKを与えるほどではなかったという主張だった。主審はビデオ判定(VAR)なくポルトガルにPKを与えた。

29日に終わったウルグアイとの第2戦でも似た場面が演出された。1-0でリードした後半48分、ポルトガルがPKで追加ゴールを決めた。この時、ウルグアイのDFホセ・ヒメネスのハンドの反則が論議を呼んだ。ヒメネスが倒れる過程で手をつく時にボールに触れたが、主審はVARを経てPKを与えた。ポルトガルはブルーノ・フェルナンデスがPKを決めた。

これについて元イングランド代表の解説者ジョー・コール氏は「ぞっとする判定」と指摘した。昨年、国際サッカー評議会(IFAB)はサッカー競技規定を改正し、「ボールに向かって動いたり、腕や手を不自然に大きく動かす場合」にハンドの反則をとることにした。

韓国もガーナ戦で最初に失点した場面では、ペナルティーボックス内でガーナ選手の腕にボールが当たった。しかし主審はVAR確認を経て故意性がなかったと判断し、そのままガーナのゴールを認めた。

ユーロスポーツは元ウェールズ代表ハル・ロブソンの話を引用し、「倒れる過程で自身をけがから守るための動作」とし「これにPKを与えるのはVARに一貫性がないという点を見せる」と指摘した。



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